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Aside
ご飯作りながらさっきの写真見返して、思わずにやけちゃう
でもツーショットの写真は見るといっつも自信なくなる
こんなにイケメンな彼氏に私、釣り合ってるのかなって
顔丸いし童顔だし、それにスタイルだってそんなに良くない
ちょっと自信なくなってた時
ピンポーンってインターホンの音
慌てて火とめて、はーいって出たら
亜嵐「…来ちゃった。笑」
A「…わ、さっきぶり」
亜嵐「ふは、さっきぶり。笑」
さっきクラクション鳴らされたから
マンションの周り一周してパーキングに車止めて来たんだって
あったけーって家の中ぐるーって見渡してる
…そっか、うち来るの初めてなんだ
A「はじめてだよね、うち来るの」
亜嵐「そうなんだよね！ちゃんと片付いてる。笑」
A「…よかった、片付けといて」
亜嵐「…いい匂い。何作ってんの」
A「…うわあ、」
キッチンに立ってる私を後ろからぎゅって
お互い顔は見えてないけど、心臓の音が聞こえそうな距離
だらーんって前に手がきてて、その手を私もぎゅっとした
亜嵐「…つめた！笑」
A「…冷え性なの。しょうがないでしょ。笑」
亜嵐「冷え性かあ、女の子多いっていうもんね」
振り向いてほっぺにピタって手当てたら
冷てえ！ってけらけら笑ってる
お料理煮込んでる間、私の手ぎゅーってして
あったかくなってきた？ってずっとさすってくれてる
となりに座っておんなじ毛布にくるまるの
…この前玲於くんともおなじことしたな
亜嵐「…いま何考えてた？」
A「…え？」
亜嵐「すんっごい険しい顔してたから。笑」
A「……明日、明日小テストだなって」
亜嵐「小テストごときでそんな顔しないの！笑」
とっさについた嘘、だけど絶対につかなきゃいけない嘘
こんなに私の事思ってくれる彼氏がいるんだから
それに玲於くんはただの友達。お兄ちゃん。
…だから私は、この人だけを大好きでいればいいんだ
彼氏に手料理食べてもらうのなんてはじめてだったけど
美味しい美味しいってご飯おかわりまでしてくれて
流れでそのままお泊りすることになった
亜嵐「…ちか。笑」
A「…亜嵐くんが近づいてきたんじゃん」
亜嵐「そうなんだけどさ、ねえ。笑」
A「…恥ずかしい」
亜嵐「 ちょっとー、出てきてよ。笑」
わたしのベッド、ダブルだけどもの凄い近くて
恥ずかしくなって毛布、頭まで被った
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ゆらん(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます！スノードロップ出てきました、、！ (2018年8月11日 0時) (
レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)
らら - スノードロップ出てきましたね！この花がどう関係していくのか楽しみです。応援してます！ (2018年8月10日 23時) (レス) id: 7f9d02892e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆらん | 作成日時：2018年8月8日 20時
