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Aside
亜嵐「Aちゃん、」
玲於「A、コンビニ行こ」
A「コンビニ？いいよ」
ハナ「どしたの急に」
玲於「…あのレモンの炭酸飲みたくなって」
亜嵐「あ、じゃあ俺も行こっかな」
玲於「…亜嵐くん今日4限入れてるでしょ、はじまるよ」
何か言いたそうな亜嵐くんに申し訳ないなって思いつつも
どんどん先行っちゃう玲於くんに走ってついて行った
コンビニから戻った直後、廊下で佐野〜って
進路指導の先生に呼ばれてて先行ってるねって戻ったんだけど
亜嵐「あれ、Aちゃん、玲於は？」
A「なんか進路指導の先生に呼ばれてた！」
亜嵐「そっか。…じゃあちょっといい？」
食堂の前にあるちょっとした中庭
小さいけど噴水なんかもあって、その前のベンチに並んで座る
何もないけど、何もないからこそドキドキしちゃう
亜嵐「…なんか久しぶり。笑」
A「だね、2人で話すの久しぶり。笑」
亜嵐「俺さ、なんかしたっけ？」
A「え？」
亜嵐「…いや、気のせいならいいんだ、避けられてんのかな〜って思う事結構あったから！」
A「…ちがうよ、私そんな事…」
亜嵐「うん。笑…じゃあこっからが本題！」
A「本題？」
亜嵐「Aちゃんは玲於が好き？」
A「好きだけど…そうゆう好きじゃない」
亜嵐「玲於にもし、もしだよ？付き合ってって言われても揺らがない？」
A「うん、揺らがない。…だって私、」
亜嵐「…だって？」
A「…だって、私、」
亜嵐「ごめんごめん、意地悪した。笑」
大好きな人を目の前にして言いたいのに、言えない
もどかしさと切なさで泣きそうになってる私に
亜嵐くんはごめんって、私の頭に手をポンって
嬉しいのに恥ずかしくて、この場から逃げちゃいたくなった
亜嵐「…あ、逃げようと思ったでしょ。笑」
A「…どうしてわかったの？」
亜嵐「いやいやいや、そこは否定してよ！笑」
A「…もう、顔近いよ、心臓がいたい」
亜嵐「あー…また期待させるような事言って」
A「…こっちのセリフだよ、それ」
亜嵐「…じゃあ俺、ちょっと調子乗っちゃおっかな」
王子様みたいな笑顔で私を見てきて
でも一瞬、ほんの一瞬寂しそうな顔をした
ちょっと間があいて、ふーって深呼吸が聞こえてきて
亜嵐「…俺と付き合って」
たしかに彼はそう言った
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ゆらん(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます！スノードロップ出てきました、、！ (2018年8月11日 0時) (
レス) id: f5d8f99b27 (このIDを非表示/違反報告)
らら - スノードロップ出てきましたね！この花がどう関係していくのか楽しみです。応援してます！ (2018年8月10日 23時) (レス) id: 7f9d02892e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆらん | 作成日時：2018年8月8日 20時
