14 ◆ ページ14
侑李side
涼「はーい、出来たよー」
涼介がお盆にオムライスを乗せて、
キッチンから出てきた。
大「うわぁ、美味しそう！」
お兄ちゃんが目を輝かせる。
僕も、お兄ちゃんの陰から覗くと、
侑「うわぁ〜……」
まるでお店で食べるような、綺麗なオムライスが
ホカホカと温かそうな湯気を立てて
お皿に並んでいた。
本当に料理出来るんだ……
別に、信じてなかったわけじゃないけど。
慧「……あれ？」
慧が、不思議そうな声を上げた。
大「あ、」
お兄ちゃんも慧と同じことに気づいたみたい。
大「ねぇ、涼介？ 何で、3人分？」
涼介は あちゃ〜 とわざと戯けたような顔をした。
涼「いやぁ、だって……卵3個しか無かったし」
もしかして、涼介……自分の分無しにした？
大「んじゃ、俺要らねーよ？」
しばらく考えてたお兄ちゃんが言った。
涼「いや、いいって、大ちゃん。
大ちゃんオムライス好きなんでしょ？」
さっきめっちゃ喜んでくれたし、と笑う涼介。
その笑顔、好きだけど……でも……
うーん、何かムズムズする……
心に靄が掛かったように、
自分の考えていることの中心が見えない。
大「いや……そうだけど……
あ、ならさ。半分こ、しよ？」
もどかしくてイライラしていると
お兄ちゃんが言った。
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かりん(プロフ) - 碧依さん» ありがとうございます。もう一度ちぃなと話し合ってみますね！ (2017年2月25日 17時) (
レス) id: d57e0d73b6 (このIDを非表示/違反報告)
碧依(プロフ) - そのまじでままがいいです！ (2017年2月25日 17時) (レス) id: ace4060630 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 415号室さん» ありがとうございます。 (2017年2月23日 22時) (レス) id: d57e0d73b6 (このIDを非表示/違反報告)
いのたんきんぐ - そのままでお願いします！ (2017年2月23日 22時) (レス) id: 773fb43a56 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - JUMPingポン酢さん» ありがとうございます！ (2017年2月23日 5時) (レス) id: d57e0d73b6 (このIDを非表示/違反報告)
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