8話 ページ9
ー当日ー
委員会が終わってすぐに準備をしてバスに乗り青葉城西高校の最寄りで降りた。
ここから少しだけ歩いて門をくぐった。
さすが私立、大きい…全てが。
体育館に着くと2セット目の中盤ようで、体育館の隅を歩いて清水さんの所へ行った。
「すみません、遅くなりました…」
ちょうど少なくなったドリンクの補充に向かうつもりだったらしいので代わって水道までやってきた。
一応１回水で流して新しいドリンクを作る。
といっても5本くらいだからすぐなんだけどね。
ドリンクを作っていると、いきなり私の視界が影で覆われて暗くなった。
横を見ると、白いジャージを着た茶髪の、いかにも"モテてます"って感じの男の人だった。
その人は水道で手を洗うとん？と私の方を見た。
やば、見すぎた…
「えと…こんにちは？」
「烏野のマネちゃん？」
挨拶は返ってこなかったが((殴、話しかけられたので話しながら体育館へ。
ジャージにVBCって書いてあるから、多分バレー部の人だ…
「いや、マネっていうか、お手伝い？」
と返すとんー、と小難しい顔をして何かを考えはじめた。
が、すぐにヘラっとした笑顔に変わった。
「あ、俺は及川徹☆青城のキャプテン！」
「主将さんでしたか！神崎Aと言います」
「…(。-`ω-ก)ｳｰﾝ」
「…？」
「なんでこんなとこにいんのさ！？」
「わっ」
及川さんがいきなり大声を出したからびっくりしてスクイズを落としてしまった。
「いや、マネージャーのお手伝いってさっきも…」
慌ててスクイズを拾う。
及川さんはまた何か考え事をしだしたが、気にせず、体育館へ戻ることにした。
私が歩き出すと及川さんも歩き出したから、きっと大したことではなかったのだろう、と思いたい。
体育館に入ると及川さんに向けられたのであろう黄色い歓声を無視して烏野の方へ走った。
2セット目は烏野がとったようだった。
「はい、どーぞ」
先週へ適当にスイズをポイッと渡す。
「影山くん、あの優男誰ですか ボクとても不愉快です」
と、なんとも言い難い表情で田中さんが追い詰める。
「…及川さん、超攻撃的セッターで、攻撃もチームでトップクラスだと思います
あと凄く性格が……悪い」
「お前が言うほどに！？」
及川さん、さっき話した時は性格悪いとは思わなかったけどな…
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そう - 続き、楽しみにしてます！ (2020年5月2日 16時) (
レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
雫崎 - 滅茶苦茶面白いです。夢主が強いっていいですよね。物凄くこの作品好きです。更新楽しみにしています。 (2020年5月2日 14時) (レス) id: 95e00064c9 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 私、この小説を読んでいたら大好きになりました！こんなに短くてごめんなさい！ここから応援しています！頑張って下さい！！ (2020年5月2日 12時) (レス) id: 698341d95b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プリン猫 | 作成日時：2020年4月23日 18時
