17話 ページ18
ー翌日放課後ー
終礼が終わりすぐに着替えて走って体育館に来たら、すでに影山がいてサーブの練習をしていた。
「お疲れ、早いねー」
まだ清水さんも来てないし…
そう思い、影山のサーブ練を体育館の端で見学することにした。
影山が打ったボールはダァン！とすごい音がして、コートに立ててあるペットボトルに向かっていく。
「当たる…！？」
その瞬間、ペットボトルの前に日向くんが現れた。
「なにしてんのよ…」
日向くんの腕に当たったボールはそのまま飛んで2階へ…
「レシーブ駄目だなあ」
日向くんは大人しくボールを取りに行き、影山は新しいボールを取り出す。
…さっきのボール拾いに行こ
今度は反対のコートから影山のサーブを見る
さっきと同じように打ったボール
その前に男の人が現れた。
トッ……
日向くんのレシーブと、音が全く違う…
わかる。完璧なサーブレシーブ。
きっとこの人が守護神だ…
「おお〜ノヤっさぁ〜ん！！」
先輩たちが体育館へ入ってきた。
日向くんと影山はポカンとしてる。
いや、私も驚いて声が出ない。
「あ！日向、影山、神崎」
それに気付いた澤村さんに声をかけられる。
「2年の西谷だよ」
「俺より小さい…！？」
雷に打たれたかのように日向くんが声を出す。
「あのっ身長…何センチですか…」
「159cmだ！！！」
西谷さんはドヤ顔で答える。
日向くんは高校の部活に入ってはじめて人を見下ろした、と感涙…
私も、ここまで目線の近い人久しぶりかもしれない
「お前ら1年か！」
と影山たちに声をかける。
多分、まだ私には気付いてない。
「さっきのサーブの奴！そのデカくて目つきの悪い方！お前どこ中だ！」
「…北川第一です」
「まじか！強豪じゃねえか！どうりであのサーブか！俺中学ん時当たって2ー1で負けたぞ！」
西谷さんは話の文末に必ずビックリマークがつきそうな勢いで話す
私も、一応マネージャーだし、挨拶した方がいいよね…
「…あのっ
マネージャーになりました、1年の神崎Aです」
ペコりとお礼をして頭をあげると、西谷さんは私を見て固まっていた。
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そう - 続き、楽しみにしてます！ (2020年5月2日 16時) (
レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
雫崎 - 滅茶苦茶面白いです。夢主が強いっていいですよね。物凄くこの作品好きです。更新楽しみにしています。 (2020年5月2日 14時) (レス) id: 95e00064c9 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 私、この小説を読んでいたら大好きになりました！こんなに短くてごめんなさい！ここから応援しています！頑張って下さい！！ (2020年5月2日 12時) (レス) id: 698341d95b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プリン猫 | 作成日時：2020年4月23日 18時
