付きまといに偽名名乗ったらマネージャーすることになったんだけど。【ハイキュー】【黒尾鉄朗】【孤爪研磨】

9、レゴブロック ページ10

詰んだ。

人生最大の詰み。

レゴブロック積み重ねてしまうほどの詰み。

先生「うぉい、木下ー、レゴで遊ぶなー」


友1「せんせーAは運命の相手に部員総出で捜索されてるらしいですー」


「なんで知ってるのっ！」



チラ


ニヤニヤしてる！

「研磨っ！」






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今日はとにかく教室からでない。

一年校舎には絶対行かない。

よし、これで行こう。


昼休み、教室でご飯を食べながら意気込んでると


研磨が小走りでこちらへ来て


ドゴンッ！


頭を思いっきり押して机のなかへ入れ込んできた

「ちょっ、研磨痛い！どうしたの、急に！」

「ちょっと黙って」ギロリ

「は、はい…」


え、待って研磨このまま廊下行くの？

なんで私1人で避難訓練してるの？

友達戸惑って…いや、爆笑してるな。

「うえーい、研磨ァ」

ビクッ

こ、この声は…





チラ







出た！黒尾鉄朗！！



「なに。」



そう言って研磨は廊下へ出た。






あ、黒尾さんが来てるの気づいて隠してくれたのかな。







てか、あの人声でか。
ここまで聞こえてくる。





「さっき芝山のクラス行ったんだけど、
そもそも1年4組には山崎すみれって子いないらしくてー、」



「あ、そう」


「犬岡たちが自分のクラスの友達に
知り合いしないか聞いてくれるらしく、」




「…それで、2年も協力しろと…？」



「そういうこと！さっすが〜」




「…嫌だけど。」




研磨(そもそもそんなに知り合いいないし、話しかけたくもない。

福永は喋らないし、
虎は女に話しかけるとか無理そう…。)


「…ま、いいや







1年と3年にいなかったら2年にいるって消去法で分かるし。じゃーなー」




そう言って黒尾さんは自分のクラスへ戻って行った。









「ありがとう研磨！隠してくれたんだね！」



「別に…。それよりやばいんじゃないの？」



そう、とてもやばい。


バレー部の1年生も協力して山崎すみれを
探し出すんだよね。

すぐにいないってバレそうだし、2年にもそんな子いないし、、、

「顔バレしてるのがクロだけなら、まあ、しばらくは大丈夫だと思うよ。」



しばらく、ね。うん、しばらく。


放課後、ほぼ全ての部活が始まってしばらくの時間が経ってから帰ることにした。

そして、1週間がたった

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