43、いや、おいそこかよ ページ46
「A…なの………?」
「フフ、はい、木下Aです」
名乗った瞬間、研磨の目が大きく開かれた。
「Aっ!」
と、食堂にも関わらず、わたしにハグをする。
「ちょっと研磨……ここ食堂………」
「知ってる」
軽く注意をしても研磨はハグを辞めない。
それから私たちは午後の授業をほったらかして、研磨の家に行って話をすることにした。
「ていうか、なんでこの大学にいるわけ?」
「え、わたしずっといるけど?高2の時志望校同じだねって言ってたの覚えてないの?」
「そういえば……………
でも、見つけたなら言って欲しかった」
「ええーわたしは見つけてほしかったの!」
と言うと研磨はムッとした顔をする。
(*≖н≖) ←こんな感じ
一人暮らしにぴったりそうな賃貸アパートの前で止まった。
アパートと言っても、壁は白く、綺麗で洋風の建物だ。
ガチャリ
「へぇー、研磨結構かわいい家具持ってんだね」
「いや、ここクロの家だから」
と当たり前のように言う研磨に少し驚いた。
確かに、ここに研磨が住んでいるというのは違和感があるほどの生活感がある。
私たちは2年の溝を埋めるようにずっと話し続けた。
どのくらいの時間がたっただろうか。
玄関のドアが開く音がした。
「おい研磨ー、友達くらい自分の家連れてけよなー」
と言いながらリビングに入ってくる。
…懐かしい、黒尾先輩の声だ…!
黒尾先輩はわたしの顔を見て驚いた。
気付いてくれるかな、なんて思ったけど、
髪型も、髪色も変わり、化粧だってしている。
そして黒尾先輩は予想外の一言………
「おまっ、研磨
彼女いたのかよっ!?」
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紅蓮藜蘿蒼華(プロフ) - 最高でした。最後、バレー部でわちゃわちゃして終わるのすごい好きです。お疲れ様でした。 (2021年3月24日 0時) (レス) id: 881a85b4e3 (このIDを非表示/違反報告)
奏空(プロフ) - 最高でした (2020年6月12日 15時) (レス) id: a100a8c28e (このIDを非表示/違反報告)
福 - もう最後号泣です (2020年5月9日 0時) (レス) id: 2b1a6cecc8 (このIDを非表示/違反報告)
そら - 最高でした…… (2020年5月4日 15時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ(プロフ) - みどりさん» 指摘のようになってしまってすみません!!ありがとうございます!!音駒推し校なのでこの話嬉しかったし面白かったです!! (2020年4月16日 17時) (レス) id: 3889f6e1ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プリン猫 | 作成日時:2020年3月24日 18時