付きまといに偽名名乗ったらマネージャーすることになったんだけど。【ハイキュー】【黒尾鉄朗】【孤爪研磨】

35、大声のきみ ページ36

ドアを開けると、黒尾先輩がやってきた。

「今日予定あるって言ってなかったっけ？」



「あー、たった今終わって、時間ありそうだったので来ました！…ドリンク足りてます？」

そう言うと、誰も疑うことなく練習が再開された。

…引っ越しは来月。


それまでに、わたしがするべきことは……………









次の日からわたしは1年の校舎によく出向くようになった。
新しいマネージャーの勧誘だ。


１ヶ月で新しい子を見つけて、仕事も引き継がないと。
私がいなくなった時、みんなの練習時間を割くわけにはいかない。



1年校舎へ行くということは必然的に＿＿＿









「あっ！Aさ〜ん！！」


大声で叫ぶから注目されているされる


そこには、大きく手を振る1年メンズがいた。


「みんな仲良しだね〜」


「はい！Aさんは何してるんですか？」



「新しいマネージャーの勧誘！」

みんなは不思議そうな顔をしている。
私はまだ2年だから理解ができないのだろう。


「1年の中に部活入ってない子、知ってる？」





新マネの勧誘に理由は聞かれたが誤魔化した。



…まだ、言うのがこわい。



みんなはクラスの子たちに聞いてくれるらしい。









それから、新マネージャーを探し始めて2週間がたった。

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