皆知ってるから。 ページ34
ハイド『1しか選べない・・・？どういう事っスか？』
この手紙を読んだAの顔はどんどん青ざめていく。そんなに驚くことっスか？
A「あ・・・ぅ・・・」
ハイド『え、ちょっ・・・』
ポロポロと涙を流し始めるA。
それは自分が明日死ぬと宣告された時のような顔だった。
オレが驚いて見つめていると、涙を止めた。
A「あ、すみません。なんでもないです！」
その時は笑っていたけど、その笑顔は何処かぎこちなかった。
なんでもないわけないじゃないっスか。
わかってるっスよ。Aが夜中声を出さずに泣いていること、知ってるんスよ。
Aは知らないかもしれないけど、嫉妬の兄さんから全部聞いたんスよ。
Aが吸血鬼になりかけてることも、友達に噛みつこうとしたことも。その話は、ほぼ吸血鬼全てに知れ渡っているだろう。
だけど、いいんだ。オレは、いやオレ達は、受け入れるから。
城田真昼は言っただろう。「俺達を頼れよ」って。
A「・・・ハイドさん？」
ハイド『あ？いやなんでもないっス。』
A「・・・私じゃ頼りないと思いますけど・・・力になるんで何かあったら言って下さい！」
ハイド『あ、じゃあ一つだけ言わせてもらうっス。』
A「何ですか？」
ハイド『今Aが言った言葉、そのままそっくり返すっス。』
A「え？」
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Kano★2D LOVE《陽継＊てらしー》(プロフ) - 花火さん» 打ち付けないで下さいね！？ (2015年4月3日 20時) (携帯から) (
レス) id: 4c58ce0dd8 (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - Kano★2D LOVE《陽継＊てらしー》さん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります←コメがきた時嬉しくて壁に頭打ち付けた人 (2015年4月3日 20時) (レス) id: a61a0b4fab (このIDを非表示/違反報告)
Kano★2D LOVE《陽継＊てらしー》(プロフ) - 久しぶりにサーヴァンプの小説が読みたくなって、面白そうだな〜と思い読んでます♪更新、頑張って下さい!!ちなみに、真昼くん好きです☆ (2015年4月3日 20時) (携帯から) (レス) id: 4c58ce0dd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火 | 作成日時：2015年4月2日 15時
