story10 ページ10
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背中の裏に、がっしりとした腕。
侑李よりも力強くて...。
ゆっくりと目を開くと
整いすぎた顔。
なんなの、この人。
「あんた、顔綺麗すぎてキモいんだけど。」
涼介「好きでこんな顔になったんじゃねーよ」
余りにも至近距離すぎて
出た言葉がコレ。
山田涼介に助けてもらわなかったら
今頃、階段の一番うえから落ちてた。
そんな事すら、頭に無くて。
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「....中毒性のある顔ね、」
涼介「.....は？」
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なんだろう。
気持ちが襲いかかってきて。
支えられた身体を前へ傾けていた、わたし。
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その、整った唇に
無意識にも触れたいと。
そう思っていたのだ。
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自身の目に、熱が篭る。
そっと指先で触れた頬は
陶器のように、すべすべしていて。
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ゆっくりと見開かれていく
色素の薄い瞳を最後に
私の唇は彼の唇に押し付けられていた。
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里奈(プロフ) - この小説大好きになりました！更新まで待ってます！早く戻ってきてくれることを願ってます！！ (2017年6月1日 22時) (
レス) id: c9b86533e0 (このIDを非表示/違反報告)
渡部 - がんばって (2017年3月29日 20時) (レス) id: 95997606da (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾大貴 - この束縛というかドロドロというか…こういう感じ大好きです！更新頑張ってください！ (2016年8月23日 17時) (レス) id: bd4a112d04 (このIDを非表示/違反報告)
Ariyama Sora - ずっと待ってます！廉くんの小説にも跳ばせていただきます← (2016年7月25日 23時) (レス) id: b5fd6b5bc6 (このIDを非表示/違反報告)
るんちゃん(プロフ) - おもしろいですね！！ (2016年7月5日 17時) (レス) id: be218cc886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽
作成日時：2016年5月14日 8時
