こっち見てよ、廉くん。(( Ren.N ))

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廉｢.....A、｣




いつの間にか、先輩と呼ばなくなり
敬語を使わなくなった廉くんにときめく自分。

探し当てられるのが怖くて
廉くんを見つめながら、何度も逃げる。





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何度も同じ動作を繰り返し、
ゆっくりと沈んでいく身体。

リズミカルなその運動に
あふれだしそうになるのを抑えて。







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｢............っあ、｣

廉｢......素直やな｣







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フッと、微笑む彼に
きっと私は勝てない。







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廉｢最後くらい、廉って呼べや。_________.....A。｣









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優しい声、でも少し痛む身体。

すべてが終わり、抱き締められた私は
一気に眠りへと吸い込まれる。







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_____________....なぁ。知ってるか？...バーバラの意味。"






朦朧とする意識の中、
ゆっくりと鼓膜を刺激する廉くんの、声。





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彼に従い続けた夜。
彼の魅力に呑まれた夜。







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静かに意識を落とした私の耳元で、
意地悪に、彼は囁く。









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バーバラ。

サッパリとしたウォッカの効いた
クリーミーなチョコレート風味のカクテル。

デザートのようで、飲みやすいが
すこしだけ度数が高いため、飲みすぎには注意。






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廉｢....従順Aちゃん。｣







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別名、" 従順 "。

ヒトの言う事を聞いて、逆らわない様。






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END.


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