廉くん × 後輩 ページ15
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｢.......｣
廉｢先輩！｣
どうしたんだ、あたしよ。
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｢............レンくん、これはどゆことかな。｣
廉｢え？｣
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なんで、目の前に。
部活の後輩である永瀬廉がいるんだ。
しかも、裸。
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｢なーんーでー廉、裸なの？！｣
廉｢いっ...！ギブギブギブ！｣
動揺を隠せないまま、廉の耳を引っ張ると、
髪の毛くずれるやんか！なんて必死に抵抗されて
そのまま手首を掴まれる。
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廉｢先輩、昨日の事なんも覚えてないん！？｣
｢覚えてないわよ！｣
と、そのとき。
スマホに通知。
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ふたりして覗き込むと、
A、昨日はゴメン。のメッセージ。
そのメッセージをきっかけに
じわじわと復元されていく記憶。
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｢あぁ....｣
そうだ。
昨日、彼氏に浮気されたんだ。
年上の、成人男性。
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それで、雨の中
やっぱり私じゃコドモすぎた？なんて
ウロウロしてて....
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廉｢.......｣
今みたいに、手首を掴まれて
廉の家にお邪魔させてもらったのか。
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｢そっか、私が言ったのかぁ。.............慰めてって。｣
気まづそうに目をそらした廉。
図星か。
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｢ごめんね、あれ、彼女とか居なかったよね？｣
廉｢おらんよ。｣
ひとまず安心。
彼女がいたら、申し訳なさすぎる。
ほっとため息をつくと
廉の指が、つぅと私の頬をなぞる。
｢れん？｣
廉｢別れんの？｣
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別れられないから、好きだから。
だから、こんなに困ってるんだよ。
そう言って、優しく微笑んでみれば
先輩は自分ばっかやな。なんて切なそうに笑うから
思わずぐっと息を呑む。
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廉｢慰めてって言われて、それが女だったら誰でもすると思うんか？｣
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廉の声が、仕草が
セツナイ。
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廉｢ホンマにずるいのは、先輩や。｣
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侑貴 - 陽さん» ねぇ、ずるいよ。メルト。私の執事のパスワードを教えていただけることは可能でしょうか？私の陽さんの作品大好きなので読みたいです！お返事待ってます。更新頑張ってください (2016年8月16日 20時) (
レス) id: 09b0973850 (このIDを非表示/違反報告)
みるく_# - そうなんですか…残念です。でも、パスワードが解除されるまで楽しみに待っています！陽さんの大ファンなんで！応援してます！ (2016年8月8日 22時) (レス) id: 00b872c999 (このIDを非表示/違反報告)
陽(プロフ) - みるく_#さん» すみません。パスが掛かっているのは、訳あり小説なので、内容が整えられるまで パスを解除することは考えていません。(><) いつかはしっかりと書き直すので、その時までお待ちください。 (2016年8月8日 18時) (レス) id: fba04b7699 (このIDを非表示/違反報告)
みるく_# - 陽さん！黒の関係。のパスワードを教えてください！大好きな小説なので読みたいです(^_^) (2016年8月8日 18時) (レス) id: 00b872c999 (このIDを非表示/違反報告)
陽(プロフ) - にかんさん» ありがとございます！(><) どっちの作品も完結まで持っていけるように、がんばります！ (2016年8月4日 9時) (レス) id: fba04b7699 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽
作成日時：2016年8月1日 22時
