２４話 ページ24
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一対一のトーナメント戦。
ヒーロー科に行きたがる普通科と、除籍処分されたいヒーロー科の対決なんて面白いのか？
私を倒してヒーロー科に行くと意気込む彼ら。相手をする資格すら私には無いというのに。
途轍もなく辛い目なんか、遭った事がなかった。
人並みに傷付いて、人並みの優しさは持っていると自画自賛のようではあるが一応の保証は出来る
友人が私に陰口を叩いている事実だって知った事があるし失恋だってそうだ。
けれど、事件の被害者なんてものになった事はない。親を失ったことなんかない。
ヒーローとは、それらの痛みを理解して初めて救えるんじゃないのか。そう考えると、私には無理だ。
ヒーローに命を救われ自分もなると決意した人のように私はそんな経験も無い。
ただの社会のクズへと成り下がるための踏み台として雄英を選んだに過ぎなかった
「……生土A 場外」
会場に響く驚きを孕んだ判定。目の前の普通科の彼はアッサリと何の抵抗もなく押し出された私に目を見開き、その無力さに激情し胸倉を掴み上げてくる
先生方の制止にも耳を貸さない。
この程度では無い筈だ。どうして本気を出さない。
歯を食いしばり、彼の浴びせる怒りに黙って身を預ける。
悩みが肥大化し過ぎた。
カッコわる。自嘲したように歪に笑えば、彼は涙を浮かべて胸ぐらを掴んでいた手を離し呆然とした。
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雅榴(プロフ) - p.s ご丁寧にお気遣いありがとうございます 自分も楽しくてやっているので心配はご無用ですよ(エッヘン(完全にイタイ奴)) (2017年11月13日 0時) (
レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - 叶那さん» ややこしくて本当すみません(土下座) 修正して１年生編最終とでも書こうかな(笑) 自分もと言っては何ですが、貴方の初作品？の短編集拝見させてもらいましたよ！初めてであの文才はズルいです 自分初期は本当に酷かったんですよ(笑) コメントありがとうございました！ (2017年11月13日 0時) (レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
叶那(プロフ) - 続編あって嬉しいです！（最終）の文字を見た瞬間落胆した奴ですので……！無理ない程度に頑張ってください！応援してます！ (2017年11月12日 23時) (レス) id: 7c214e4a86 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - 令さん» 憧れとも言える作者様からコメントを頂き夢かと思い一回シャットダウンさせてしまいました(笑) 先輩らしさというものが私には分かりきれない部分もありますが、前編の後輩らしさとは違い歳上らしさを出せたらいいな思います！ コメントありがとうございました！ (2017年11月12日 17時) (レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
令(プロフ) - 続編おめでとうございます！！先輩になった夢主ちゃんの活躍を陰ながら応援させていただきます！更新頑張ってください！！ (2017年11月12日 17時) (レス) id: 91cc7860b1 (このIDを非表示/違反報告)
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