３３話 ページ34
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私自身、彼らといるのはかなり楽しかった。
傑物の時もそうだったが、同学年と絡むことが
共通の話題や同年代故に同じ観点から話せる物事。
それらを久しく思えて特訓を終えれば彼らの元へと行き、話す事が小さな楽しみでもあった。
１年である自覚が出てくれば、来年の後輩の姿も少しだけ浮かんでくる。来年はどんな生徒が来るんだろう。そんな話も楽しかった。
しかし一週間は短い。
「今度来る時は、士傑高校の事をもっと教えて頂けると嬉しいです
一週間、ありがとうございました！！」
沢山の事を話せた。マンション住まいである私だが何故か歳下や極端な歳上にしか巡り会えず同学年への対応が少し分からなかったが彼らは大人びていた為 凄く話しやすかった
傑物の時とはまた違った意味で楽しめた
「一週間、教室を貸してくださりありがとうございました」
「いえいえ。こちらこそ生徒達の良い刺激になりました。
良い生徒をお持ちですね。流石雄英だ」
「こちらこそ、滅多にない刺激だったようで必殺技も出来ました。」
腰の低い相澤先生ってなんか不気味だな。
頭を下げ合う２人を見ていれば１３号先生達は挨拶を終えたのか、とうにバスへと乗り込んでいた。
私も後を追おうとバスへと足を向けると腕を掴まれる
「番号、交換して欲しいな。」
ケミィちゃんだった。色気の漂う笑みで携帯を片手にこちらを見ている。私はそれに笑顔で返事をし、ポケットに突っ込んでいた携帯を取り出す。
それを見ていた彼らもまた、何人か志願してきた。
雄英のツテも欲しいのだろう
「連絡するから、また貴方の事や雄英について教えてね」
「次会う時、さらなる飛躍を見せる事を約束しよう」
「冷静な判断を心掛けて、互いにヒーローとなるべく励もう」
うぅん、別れまで堅苦しいな。
ケミィちゃんを見習ってくれ。
しかし楽しかったのは虚偽ではない。私もまた少しいつもより堅苦しい言葉で別れを告げた
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雅榴(プロフ) - 今後間違いのないよう訂正しておきましたので、また何かあったら気軽にどうぞ！ (2018年3月4日 16時) (
レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - かのんさん» コメントありがとうございます。純日本人、というのは気持ちの上で、という意味合いです！分かり難かったなら申し訳ありません。親がアメリカの方ですが、日本も大好きなので日本に幼い時に移住してきた設定となっていますので、そう言った表現をしています (2018年3月4日 16時) (レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 純日本人っていうのは両親が日本人だった場合の時に使うと思います。 (2018年3月4日 16時) (レス) id: d3b44aaee0 (このIDを非表示/違反報告)
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