３０話 ページ31
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「先生、やっぱり無理があるかと……」
「多少強引でも他人の練習風景を見ていた方が何か掴めるだろ。そのためだ」
「お気遣いは感謝します……」
東の雄英。西の士傑。世間ではそう呼ばれていることを私は知っている。何せ雄英か士傑かで2ヶ月くらい悩んだのだから。どちらの方が除籍処分してくれるだろうかと言う悩みで。
しかし一目だけなら向こうのほうが除籍処分してくれなさそうだし、ある意味こちらでよかった。除籍処分して貰ってないけど
「士傑高校 １年 肉倉精児である。」
「
クラス委員をしている、よろしく頼む」
「よろしくお願いします。」
ヤケに堅苦しいと言うか、厳粛と言った言葉の似合いそうな細目の人にモサァッとした人。驚く事に２人とも一年であると言う事。毛原くん？を思わずさん付けで呼んでしまいそうだ。
「ケミィと呼んで。Aちゃん」
「え、あ、うん。よろしくケミィ……ちゃん？」
今度はフレンドリーな人が来た。というか、距離感というものが近い気がする。別に構いやしないのだけれど一瞬ビックリするという意味でドキッとしてしまう。
彼らもそうだが、矢張り流石士傑高校。
全体的なレベルが高い。場違いなんじゃないかと思ってしまうほどには。
人数差で私が士傑高校の方に来たが、学校も雄英と同じくバリアフリーが整っているし清潔感もある。
そして皆、ヒーロースーツには一貫して帽子をかぶっている。彼らを見ていると雄英は比較的放任主義なのかと思えた。
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雅榴(プロフ) - 今後間違いのないよう訂正しておきましたので、また何かあったら気軽にどうぞ！ (2018年3月4日 16時) (
レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - かのんさん» コメントありがとうございます。純日本人、というのは気持ちの上で、という意味合いです！分かり難かったなら申し訳ありません。親がアメリカの方ですが、日本も大好きなので日本に幼い時に移住してきた設定となっていますので、そう言った表現をしています (2018年3月4日 16時) (レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 純日本人っていうのは両親が日本人だった場合の時に使うと思います。 (2018年3月4日 16時) (レス) id: d3b44aaee0 (このIDを非表示/違反報告)
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