144話 ページ33
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鬼ヶ島の決戦から、
花の都にて。
「トラ男〜〜！！！ゾロが目を覚ましたぞ〜〜！！」
「_______そうか、それは良かったなァ……！？」
「なんか怒ってるーーッ！！？」
振り向きざまの、あまりにも悪鬼のような形相に不意打ちを喰らったチョッパーはギャン泣き。普段であれば律するところだが、ローは現在物凄くイラァッとしていたので自制心が働くことはなかった。
「……今し方、A屋も目を覚ました」
「本当か！よかった、持ち直したんだな！」
「少し話したせいでまた寝たがな。……心臓の原因が分かったぞ、トニー屋」
「え！？ほ、本当か！！？」
顰めっ面が崩れないローにチョッパーは内心ビビりながら詰め寄れば、ローは現在のゾロの状態について聞いてきた。チョッパーは怪我が治り切ってはいないが、動けないわけではないと答えると、深い深いため息と共に立ち上がる。
「ロロノア屋を別室に呼び出せ。おれは人払いをしておく」
「人払い？ルフィ達は呼んじゃダメなのか？」
「……デリケートな問題だ。おれは構わねェが、あとで難癖つけられても困るんでな。部屋で聞いた後の判断はトニー屋に任せる」
「わ、分かった！」
小さな足をせかせか動かして部屋を出ていくチョッパーを見送り、未だ眉を寄せたまま眠るAを視界に入れ、頭痛が痛いみたいな顔をして眉間を揉むロー。
思い出すのは二年前。ルフィを助けた際に、女ヶ島に数日だけ滞在した折のこと。女ヶ島の人間と関わったのは一瞬だったが、その際に少し気になる言葉があった。
「蛇姫様、ご病気になられたって噂知ってる？」
「まさか！今日もお元気であられるんだから、タチの悪いデマね」
医者であるローがその発言を無視することはない。調べると女ヶ島には歴代の女帝が唐突に退いたり奇病で死んでいることを知った。
�犲Ｎ屠，粒領�しない奇病�瓩帽垢亡愎瓦�湧いたローは、退いた女帝の行く末やその島の生態系なども調べている。
本懐を遂げる片手間であり女ヶ島が情報規制しているのかめぼしい情報はなかったが、調べた甲斐あって病名とそれに連なる症状は知っている。
そして、唯一の女性船員であるイッカクに意見を聞いたことで当時の女帝が退いた理由も理解した。したくなかったが。
「揃いも揃って人騒がせな連中だ」
また一つ重い重いため息を吐いて、空いているであろう別室へと足を進めた。
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雅榴(プロフ) - あやさん» 今作で更に好きになれたなら嬉しいです〜！👏 たくさん楽しんで頂けたなら幸いです。こちらこそ読んで頂きありがとうございました！コメントもありがとうございました！ (2022年12月13日 16時) (
レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - この作品を読ませてもらって本当にドキドキとときめきが止まらなかったです！元々ゾロは好きだったのですがこの作品でもっと好きになりました。素敵な作品をありがとうございました✨これからも頑張ってください応援してます！ (2022年12月13日 9時) (レス) @page49 id: 0f7e0fb150 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - 翠さん» たくさんのお言葉ありがとうございます！とても楽しんで頂けたようでとても嬉しいです！長いし文も多いのに最後まで読んで下さってありがとうございました。時折頂けたコメントも嬉しかったしモチベになりました。コメントありがとうございました！(*´∀｀*) (2022年12月3日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - なな姫さん» ありがとうございます〜！楽しんで頂けたなら何よりです！次回もまたONE PIECEかなと思っているので、その時もまたお付き合い頂けると嬉しいです。コメントありがとうございました〜！ (2022年12月3日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 長文、何度ものコメント、失礼いたしました。お体にお気をつけて、過ごしていって下さい。今までも、これからも、応援しています！╰(*´︶`*)╯♡ (2022年12月3日 19時) (レス) @page49 id: eb4de4b192 (このIDを非表示/違反報告)
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