。(続編へ) ページ50
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そういった海兵は山ほどいるがセンゴクとて哀れに思わないわけではないし、何より彼女は年齢より少々幼い印象_____ 三メートルを優に超える男達にとって、160センチ前後だったAはそりゃ子どもに見える_______があったので父性が刺激されてしまうのである。
それは恐らく赤犬たるサカズキも同じである。半信半疑だったセンゴクも、依然背中によじ登られているサカズキが身体を少し丸めていることから確信した。
心中はわからないが勤務時間外なら多少柔らかくはなるらしい。
「……いつまで背中におるつもりじゃァ」
「うェ、う"っ、も゛う゛ち゛ょ゛っ゛と゛」
「おつるさんに見られたら、わっしらまで怒られそうだね〜〜」
サカズキがこうなのだから、他老兵やボルサリーノはお察しである。おつるなんかあの日からとっくに祖母ポジションに居座っている。歳上キラーの称号がふさわしい姿にセンゴクは頭を抱えた。同じ穴の狢だが。
ちなみにクザンは姪っ子くらいの気持ちである。大して変わらない。
「軍人たる者泣き喚くな。ええ歳してみっともない。
そがいに訓練したいならワシを呼ぶとええ、みっちりしごいたるけェのォ……！」
「今日のところは帰りなさい。ドレークにはこちらからも言っておく。君も、すまなかったな。見回りご苦労」
「は、はい！」
「は゛い゛」
後日。ドレークはセンゴクに恩を仇で返すなとーー事情を察したのでーー穏やかに言われたし、サカズキやボルサリーノ、その他、話を聞いたAを可愛がっていた老兵達に徹底的にしごかれた。
しかし肝心の彼女にはめっきり誘われなくなり、話しかけても拗ねて素っ気ない態度を取られるうち謝れなくなってしまった。
そのくせ少ししたらドレークの愛称である『
可愛い妹分を泣かせた挙句、避け続けて機会もつくれず謝れもせず。ドレークは今になってようやく、未だに心中複雑なまま彼女と向き合っている。
因みにAは後々にドレークの女性耐性の無さと自分への勘違いを察し、それならしょうがないと割り切っているのだがやっぱりちょっと複雑で。正確に言うと拗ねている。
ドレークはそれを知って更に頭を抱えた。何せ、義理堅い男なので。
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リエ - いえいえ、お忙しい中ありがとうございます！ご無理せず体調には気をつけてくださいね！ (2022年1月25日 18時) (
レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございました！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございます。少々私生活が忙しくなってしまったのと、戦いが始まってどう参戦するかで悩んでしまい更新できずにいました。もうしわけないです……_:(´ཀ`」 ∠): もうそろそろ落ち着いてきて更新しようと思っているので、もう少々お待ちください！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
リエ - 更新楽しみに待ってます！ (2022年1月21日 23時) (レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅榴
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miraku/
作成日時：2021年12月19日 20時
