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かくして、10歳という幼いAはお手伝いとして海軍に留まることに。そもそもの帰る家を持たないため海兵専用の寮に居を構えている。
海兵達の中には被害者もいれば、正義感で入った者もいる。幼いながらに故郷を失ってもめげずに海軍内で走り回る子どもの姿は海兵達の士気を上げたとか何とか。何かと怯えられがちな名だたる名将達にも恐れずついて回る様もあり、ほとんどマスコットである。
「クザンさ〜ん、書類
「お届け、な。今日も元気だね〜」
「で、で……？…………！ごんでん！」
「伝言な。お鶴さんから？」
ズビシィ！とキレ良く渡されたメモとキラッキラの表情だが何一つ合っていない。よ〜しよしよしと頭を撫でくりまわしながら指摘するクザン。ほわほわ笑う様子からして指摘を聞いているかは怪しいところである。
口調もそうだが、年齢に対して幼い精神性をおつるが進言し検査した結果、少々幼児退行しているようだと結果が出た。余計にセンゴクは頭を抱え、話を聞いたガープが山賊のところに送り込もうとしておつるに実力行使で止められた。
既に彼女の戦闘への才能は頭角を見せており、適正年齢になれば入隊できるよう手筈は整えてある。海軍は常に人材不足なのだ。
しかし、圧倒的に学がない。
名を書いて見せたものだから字ぐらいはと思っていれば、書けるのは自分の名前だけ。物の数え方も10を越えた途端あやふやだ。
海軍は学校ではない。然るべき場所に送るべきなのだろうが、噂を聞いた海兵達が大反対。時間があると率先して彼女の臨時教師をやり始める始末。
「生き抜く力はとても強いみたいだし、構わないと思うよ」
「しかし、我々は海兵であって」
「別に何から何まで教えなくてもいい。軍役するにあたって必要なところを教えればいいんだよ」
精神は幼いもののとても吸収が早い。打てば響く素質と戦闘センスの高さに赤犬ですら注目している。是非とも海軍にと望む声は大きい。
「大丈夫さ。ちょっとやんちゃではあるだろうけどね」
これから胃を抑えることになるセンゴクに対し、おつるは笑いながらそう言った。
「グランベールゥウウウウ！！！」
「あはははあはは！ごめんなさ〜〜い！
あ、こんにちは〜おつるさん」
「今日も元気だね」
「おかげさまで〜！あははは！」
「少しは大人しくせんか！A！！！」
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リエ - いえいえ、お忙しい中ありがとうございます！ご無理せず体調には気をつけてくださいね！ (2022年1月25日 18時) (
レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございました！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございます。少々私生活が忙しくなってしまったのと、戦いが始まってどう参戦するかで悩んでしまい更新できずにいました。もうしわけないです……_:(´ཀ`」 ∠): もうそろそろ落ち着いてきて更新しようと思っているので、もう少々お待ちください！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
リエ - 更新楽しみに待ってます！ (2022年1月21日 23時) (レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅榴
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miraku/
作成日時：2021年12月19日 20時
