参拾陸話 ページ36
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「お前、ここが何処だか分かってねェのか」
「戦場だろ？
にしても君がここにいるなんて、面白い巡り合わせだね！」
「なら、その巡り合わせに免じて、大人しくしていろ。
おれはカイドウさんに言われててな。
そこのガキと一緒に、お前を連れてこいってな」
「心当たりは」
「ないね！！」
「はァ……」
ため息を吐くキラー。
キッドとはまた別種の厄介な人間だと気付いたらしい。
ニコニコしているAに反して、フーズ・フーの殺気に当てられ怯えているモモの助。フーズ・フーとしてはカイドウの息子ヤマトを探したいが、他のギフターズがこの女を連れてくると言う任を与えられたと聞いた時、即座に自分が出ると割り込んだ。
理由なぞ一つだ。
彼女の強さと破天荒さを知っている。
「おれとしちゃァ、大人しくしてて欲しいんだがな。
昔のよしみだ、従うってんならこれ以上攻撃もしねェ」
「ふむ」
「乗る気か！？」
キラーの声も無視して考える。ついでに襲ってきた敵を撃沈させる。
ぽく、ぽく、ぽく、チーン。
この時、モモの助は物凄く嫌な予感がしていた。
「いいよ！！」
「ぎャァあああ！！！誰でもいい！！拙者を助けてくれェえええ！！」
「正気か！？」
「ンな口八丁に乗ってんじゃねェ！！」
「あははは！なんとかなるよ〜」
「「なるかァ！！！」」
海賊から至極真っ当なツッコミを受けつつニコニコしている。流石のフーズ・フーも疑ったが、その笑みを見て本気だと知り言葉を失う。
「興味があるんだ、カイドウに」
「……相変わらず、イカれてんな。
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「もう海軍じゃないんだけどな〜」
キッドやキラーの抵抗虚しく、フーズ・フーに抱えられてモモの助と共に一気にカイドウの元へ。
フーズ・フーに投げ入れられるなり彼女をサークル状で避けるように部下や____モモの助を渡せと喚く____オロチがいて、カイドウのそばには依然ブラックマリアがいた。
そして、あの発言に繋がるのだ。
「おれの部下になれ。
�牾し海稜困澆離織有瓮哀薀鵐戞璽� ・A」
「…………ア"？」
たった一つの地雷を踏み抜かれる音がした。
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リエ - いえいえ、お忙しい中ありがとうございます！ご無理せず体調には気をつけてくださいね！ (2022年1月25日 18時) (
レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございました！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございます。少々私生活が忙しくなってしまったのと、戦いが始まってどう参戦するかで悩んでしまい更新できずにいました。もうしわけないです……_:(´ཀ`」 ∠): もうそろそろ落ち着いてきて更新しようと思っているので、もう少々お待ちください！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
リエ - 更新楽しみに待ってます！ (2022年1月21日 23時) (レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅榴
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miraku/
作成日時：2021年12月19日 20時
