弐拾弐話 ページ22
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その事件さえ知らぬ者もいるであろう40年前の「山の神事件」。その真相は、今や人々から讃えられた侍の錦えもんの失態である。
それを知るのはおでんと、錦えもんと_______傳ジローの三人だけだ。
「おぬし……！傳ジローか！！？」
「いかにも！！」
彼は演じ抜いた。黒炭カン十郎と同じく、オロチの懐で虎視眈々と機会を狙っていた内通者。誰より信頼を得た侠客は、その皮を脱ぎ捨てた。
「最後までオロチの信頼を得た事で……_______『羅刹町牢屋敷』の千人の侍達を！解放する事ができた！！」
_______ウオォォォオオオ！！
海に轟く雄叫び。それは燻り続けた反撃の灯火。
来る日を信じ続けた侍達が刻んだ証を証明する、改革の炎。
彼ら千二百人の兵を加えた全ての兵とその他用意していた物資は、
それを傳ジローは聡明な錦えもんが伝言の際に敢えて�狎�２本�瓩箸世嬰舛─⊇鼎佑禿效牢�を失っていたオロチの愚策があったからこそ、この結果に結びついたのだと称賛する。まぁ真偽の程はお察しだが傳ジローは彼をいたく尊敬しているのだから、指摘するのは野暮というものである。
そして当然のことながら、侍達を解放後その有り余る兵を船に乗せたもののほとんどの船に正式な航海士はいない。
当初ナミが懸念していたところに更に船が秘密裏に増え、誰もが不慣れな中を新世界の海を渡るのは無謀であると傳ジローは理解する。そこで白羽の矢がたったのが_______どの組織にも属さず、しかし赤鞘の侍達の味方であるグランベール ・Aである。
「あ、
拾番船はそのまま軌道修正に専念」
『そうしたいが、うまくいかない！』
『暴れ馬の、いや、それ以上にじゃじゃ馬……ッ！』
「そ〜いうもんだよ、気合いだ気合い。初体験が新世界とか本当ご愁傷様〜」
並外れた範囲を保持する見聞色を使って船全体の動きを常に監視。異変を感じ次第、その先にいる船に行き先を示す作業の繰り返し。
彼女が乗る傳ジローの船に親分タニシを乗せ、それぞれの船のタニシに指示を送るシステムだ。これを聞いた時、自分の負担と責任が大きくはないかと傳ジローに詰め寄ったのはご愛嬌だ。
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リエ - いえいえ、お忙しい中ありがとうございます！ご無理せず体調には気をつけてくださいね！ (2022年1月25日 18時) (
レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございました！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございます。少々私生活が忙しくなってしまったのと、戦いが始まってどう参戦するかで悩んでしまい更新できずにいました。もうしわけないです……_:(´ཀ`」 ∠): もうそろそろ落ち着いてきて更新しようと思っているので、もう少々お待ちください！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
リエ - 更新楽しみに待ってます！ (2022年1月21日 23時) (レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅榴
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miraku/
作成日時：2021年12月19日 20時
