弐拾話 ページ20
，
「もー！！
あんたら、よくこんな時に寝てられるわね。
しかもあの元海軍！またどっか行った！！」
「おぉ、落ち着けってナミ」
嵐に負けないほど荒れる女の声とそれを宥める少し情けない男の声。目覚めたばかりの船長が腕を上げて豪快に笑う。
「わりぃ！！ちょっと遅くなった！！」
大嵐の中に轟く彼らと共に戦い続けた勇ましい声。
その声の主の正体に頭が行き着く前に、侍達を乗せた小舟ごと持ち上げて浮上する潜水艇。
「海をナメすぎだ、侍共！！」
何処からともなく、砲弾が発射され着弾する轟音。
その間は短く、対応しきれなかったカイドウ側の一隻の船が悲鳴や絶叫と共に沈んだ。
「向こうの港に、バカみてェに船と侍が集まってたが、ありゃ何だ！？邪魔で沈めてやろうかと思ったぜ！！」
侍はあくまで侍。
海に対する見識も知識を持たず、女曰くいなくなったという元海兵の彼女のように経験もない。
そんな侍達の
ここは新世界。
時として天候が何よりの敵に回る世界。
人の予想も予測も何もかもを超えて研究者も専門家も匙を投げる、そういう世界。
「お前らー！！なに侍の小舟いじめてんだ！？」
前半の海より成り上がってきた彼らこそ、四皇の名に怯まず喰らい付きその首を取ってやろうと叫ぶ彼らこそ！
この
「海は、海賊が相手だ！！！」
____________________________
先日オロチによるサニー号を襲った爆撃は�猜�樹アダム�瓩龍式劼梁儺彑�度により意味はなく帆の修繕のみ。
船長が元気に熟睡しながらここに来たほどだった。
「囚人採掘場の3千500人は！？」
「おらんな」
「各地のヤクザが200人」
「
「あいつらと一緒に修理した船が何十隻もここに来てる筈なのに！」
「そして、その全員が使える程の大量の武器が『
作戦は黒炭カン十郎と名乗り直した密偵により全てバレていた。
四皇であるビッグ・マムとカイドウの同盟を記念した宴でもあり、大の臆病であるオロチは今回の宴のためにサニー号を襲った同時刻渡るための橋や船を全て壊していたのだ。
「たった3隻の小せェ海賊船が、侍達を助けに来たから何だ！？
一度は全員『ワノ国』で捕まった
ちなみに、今の煽りでロー以外の船長の頭からこの事実は消えた。
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リエ - いえいえ、お忙しい中ありがとうございます！ご無理せず体調には気をつけてくださいね！ (2022年1月25日 18時) (
レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございました！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございます。少々私生活が忙しくなってしまったのと、戦いが始まってどう参戦するかで悩んでしまい更新できずにいました。もうしわけないです……_:(´ཀ`」 ∠): もうそろそろ落ち着いてきて更新しようと思っているので、もう少々お待ちください！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
リエ - 更新楽しみに待ってます！ (2022年1月21日 23時) (レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅榴
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miraku/
作成日時：2021年12月19日 20時
