２５話 ページ25
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１４歳になったある日の朝である。
「おぉ？……なぁ、エース」
「なんだよ、ルフィ」
「……エースの声、なんか変じゃねぇか？」
声変わりだった。
俺自身にあまり変化は無いが、周りからしたらデカイ変化だったらしく、ダダンやドグラは背後から話しかけると誰か分からず警戒し、俺だと気付いて飛んで驚く
その様子が面白くてルフィとケラケラ笑っていたが、その中に混じって手で口元を押さえて驚くアイツの姿。少し近寄るとビクッと肩を跳ねさせ、雷にでも打たれたかのように衝撃を受けた顔で固まっている
「！……！……！」
「……そんな驚くことかよ」
「！！」
「なんかA、ネズミみてぇだな！！」
俺が声を出すとピュンッ！とドアを開けて外へ逃げるアイツを見て大爆笑のルフィに外でショックを受けている。開け放たれたドアの淵から顔を覗かせて、ジッと俺を見ている。…………ぐっ。
流石にこうも時間が経つと理解は追いつくもので。
ちょっとショックを受けた心情を隠して、ようやく慣れてきたので昔より容易く言葉を発する
「別に、中身は変わらねェよ」
「もしかして、中身も怖ェのか？」
「ルフィてめぇ！余計なこと言ってんじゃねェ！」
思いっきり殴るもケラケラ笑うルフィ。ここ数年で無駄に図太くなりやがった。
そのやりとりに、ようやく理解が追いついたのか、ドアの向こうから一言
「……渋い」
「どういう意味だよ！！！」
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雅榴(プロフ) - 草団子さん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！我ながら懐かしいなと思いつつ、未だコメントを頂ける喜びを噛み締めております。コメントありがとうございました！楽しんで頂けたなら幸いです。 (2022年2月7日 2時) (
レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
草団子 - 神作品とは、まさにこの作品の為にあると思いました。 (2022年2月6日 15時) (レス) @page39 id: c9f8dc2643 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - おいしいくじらさん» 楽しんで頂けたようで何よりです(笑)かなり前に終わったにも関わらず閲覧していただきありがとうございました。別作品も楽しんで頂けると嬉しいです。コメントありがとうございました！！ (2020年9月5日 1時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
おいしいくじら(プロフ) - あぁぁあぁあっ！！！好きです！！！！小さい頃のエースとの甘酸っぱいやり取りも、成長した2人の愛情もすごく好きですっっ！！ (2020年9月2日 7時) (レス) id: 6b76715b64 (このIDを非表示/違反報告)
雅榴(プロフ) - Mさん» 返信遅れてすみません！暖かいコメントありがとうございます、これからも好き勝手にしてはいますが、頑張りたいと思います。コメントありがとうございました！ (2020年2月13日 6時) (レス) id: 7a47bd801a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅榴
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miraku/
作成日時：2020年1月24日 18時
