83話 自分自身 ページ40
サラちゃんがチヨさんに解毒薬の説明をしている時、僕は三代目の傀儡を見ていた
……あれ、再生できないかな
傀儡として割れた破片を全部回収して作り直せば…
チヨさんの左腕の治療が終われば息がもっと乱れたサラちゃん
これは…僕が行くべきか…？
サクラ「時間がありません…すぐに行けますか
チヨバア様」
貴方「サラちゃん…僕が行くよ…
僕は傷無いし…」
サクラ「大丈夫です…」
いや絶対大丈夫じゃない…
大きな傷だけを倒して立つサラちゃん
全力で援護かぁ…
うーん…めんどい…
チヨ「いくぞサクラ…A…」
サクラ「はい！」
貴方「はい…」
一応炎のビンを割って体内に吸収
炎無くならないか心配…
サソリ「"暁"に入った時のいざこざ以来だな
いつだったかな…」
マントを脱いだサソリさん
一瞬上半身が何も着てないように見えて目を逸らしてしまった
すぐに傀儡だって思い出して少し見たけど問題は…？ないのかな…これ
サソリ「本当に久方振りだ………自分を使うのはな」
お腹には大量の頑丈そうなロープ
背中からは翼のように何かついている
胸には蠍の文字の紫の…？なんだろ…あれ
というか「蠍」って…自己アピール…
貴方「うわっ…」
手のひらから大きな炎
岩の陰に隠れれば火を止めて別の手段を取ってくる
サソリ「どうした
来ないのか？」
サラちゃんに飛んでいくロープ
横腹を抉るように通り、後ろの地面に刺さった
サソリ「死ね！」
チヨさんの元にまっすぐ向かうサソリさん
僕はサソリさんとチヨさんの間に立ち
巳の印を構える
あと少しで盾を出そうとした時、動きが止まった
腹のロープが底を尽きていた
サラちゃんが全て引っ張り抜いたらしい
サソリ「チィ！」
貴方「ナイス…」
サソリ「！」
サラちゃんが引っ張り背中をこちらに向けた時、思いっきり発勁を食らわせスピードを上げさせた
そのままのスピードでサラちゃんに向かっていくサソリさん
胴体を思いっきり殴られ、体がバラバラになった
わぁお…
なんか…気持ち悪い…
サクラ「ハハ……やりました…チヨバア様やりましたよ！」
情報引き出す目的忘れてない…？
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夕霧(プロフ) - カゲロウ様！いや、ほんと恐れ多い…自分なんかの作品が面白いなんて言っていただけるとは…！無理なんか全然してませんよ！寧ろ趣味です！更新がめっちゃ楽しい！！応援とコメントありがとうございました！ (2016年9月11日 12時) (
レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ - やっぱりこの話面白いですね！！無理しない程度に頑張ってください！応援してます！ (2016年9月11日 12時) (レス) id: 4184c811ff (このIDを非表示/違反報告)
夕霧(プロフ) - なーのさん様！大好きなんて…！もったいない言葉をありがとうございます！更新するから一気にするって決めてるのでそう言ってくれると嬉しいです！応援&コメントありがとうございました！ (2016年9月11日 11時) (レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
なーのさん(プロフ) - 大量更新、嬉しいです！ この作品、大好きです！ これからも頑張ってくださいｐ(*^-^*)ｑ (2016年9月11日 11時) (レス) id: 19474b7eaf (このIDを非表示/違反報告)
夕霧(プロフ) - 燐様！こんな駄作に面白いと言っていただきありがとうございます！応援とコメントありがとうございました！ (2016年9月11日 10時) (レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕霧
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miraku/
作成日時：2016年9月5日 22時
