79話 チャクラと炎 ページ36
チヨ「アレはもともと生身の人体から造った人傀儡…
そしてそれは生前のチャクラを宿したまま造られる
人傀儡はサソリにしか造れない
そしてそれによって生前のその者の術を扱うことができる…
それが"人傀儡"の最大の利点でもあるのじゃ」
サソリ「それだけじゃないぜ…
なんせオレのお気に入りコレクションだからな」
なら、僕の体質も残るのかな…
それはそれで面白いな…
チヨ「サクラ…A…
お前はここから外へ出ろ！
後はワシ一人でやる」
サクラ「え！？」
貴方「なに言い出してるんですか…」
チヨ「これは想定外過ぎる
アレが出た以上お前らでは無理じゃ！」
途端に相手の砂鉄が雫の様な形になる
あ…なんかくる…！
貴方「チッ…」
あんまりしたくなかったんだけど…
サソリ「遅いんだよ…」
〈砂鉄時雨〉
雨の様にこちらに向かってくる砂鉄
サラちゃんは"母"に胴体を掴まれて、避けさせられた
僕もつれられそうになったけどかわさせてもらった
足引っ張るのはだるい…
僕はチヨさんと"父"の前に立ち
手で巳の印を結ぶ
サソリ「…！」
砂鉄の雨が止み、煙が晴れた
そこにあるのは大きく
雷の炎を纏うチヨさんや傀儡をゆうに超える盾
まあ、僕が出したんだけどさ…
あー…見せたくなかったな…
サソリ「なんだ…？土遁か…？」
貴方「ただの土遁じゃないよ…
この世界で僕だけが持つ力を合わせたんだ…」
サソリ「お前だけが…？」
まあ…適当に名付けるなら
雷硬(らいこう)…かな
ダサいけど気にしないことにしよ…
僕のメンタルが粉々になるし…
原理は簡単
炎は強い覚悟があれば灯るもの
つまり、精神と深く関係している…
チャクラもいわば精神エネルギーみたいなもの
原理は似ているから、混ぜられるかもって思ったんだけど…
案外慣れるのに時間かかったけど…
貴方「出来て良かった…」
サソリ「ほう…面白ェじゃねぇか」
何故か興味を持たれた…
ま、大方この炎だろうね…
チャクラじゃないし…
人傀儡にして使おうって魂胆かな…
死んで炎が灯る訳ないのにね…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夕霧(プロフ) - カゲロウ様！いや、ほんと恐れ多い…自分なんかの作品が面白いなんて言っていただけるとは…！無理なんか全然してませんよ！寧ろ趣味です！更新がめっちゃ楽しい！！応援とコメントありがとうございました！ (2016年9月11日 12時) (
レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ - やっぱりこの話面白いですね！！無理しない程度に頑張ってください！応援してます！ (2016年9月11日 12時) (レス) id: 4184c811ff (このIDを非表示/違反報告)
夕霧(プロフ) - なーのさん様！大好きなんて…！もったいない言葉をありがとうございます！更新するから一気にするって決めてるのでそう言ってくれると嬉しいです！応援&コメントありがとうございました！ (2016年9月11日 11時) (レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
なーのさん(プロフ) - 大量更新、嬉しいです！ この作品、大好きです！ これからも頑張ってくださいｐ(*^-^*)ｑ (2016年9月11日 11時) (レス) id: 19474b7eaf (このIDを非表示/違反報告)
夕霧(プロフ) - 燐様！こんな駄作に面白いと言っていただきありがとうございます！応援とコメントありがとうございました！ (2016年9月11日 10時) (レス) id: cad46f67b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夕霧
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miraku/
作成日時：2016年9月5日 22時
