【NARUTO】転生少女２

65話 予感 ページ22

そのあと、サラちゃんがカン君の解毒をして
解毒薬を作った
僕も薬草園に行かせてもらった

貴方「おぉ…」

中々薬草が豊かに生えていて、薬草独特の匂いが充満していた
いくらか見せてもらい、部屋に戻る
あとは出発になるまでカン君の部屋の隅で眠っていた

カカシ「おーい、起きて
いくよ」

貴方「……はいはい」

目を開けて立ち上がる
めんどくさいなぁ…動くの

「もう少し待っていただければこちらも手だれを用意出来る…」

カカシ「そうですね…」

テマリ「私が行く！」

名乗り出てきたマリちゃん
しかし、それを制したのはチヨさん
飛んで降りてくる時も完全に現役の人の動き…
何このおばあちゃん…何歳なんだよ…

貴方「………もう、手遅れかもね」

ナルト「ん？なんか言ったかってばよ？」

貴方「なんでも…」

うぐがカタカタと動いてる
多分、我愛羅君のことに関して何か予知している
…多分死ぬかな…我愛羅君
間に合わないかな…

貴方「……ナル君」

ナルト「？」

僕がナル君に呼びかければ全員がこちらを向いた
いや、僕が呼んだのナル君なんだけど…

貴方「我愛羅君、死にかけてるかもね…」

ナルト「！？な、なんでだってばよ！！」

ものすごく焦って聞いてくるナル君
さっきからカタカタしていたうぐの動きがより一層動いてる

貴方「…理由は言えないけど、嫌な予感がする
とっても嫌な予感

多分、一尾が抜かれかけてる」

僕も図書館やいろんなものを読んで沢山覚えた
もちろん尾獣のことも
我愛羅君が人柱で、抜かれれば死ぬことも

チヨ「！？それはいかん！」

サクラ「え？」

カカシ「急ぐぞ」

焦って走り出す皆
サラちゃんは知らないみたいだね…
とにかく急いだ方がいい…

僕も木の上を飛んで走る
修行しといてよかった…

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