第12話 ページ14
ジュニアが呼んだであろう人により俺は紅組の医務室へ運ばれ、心配そうにするジュニアを宥めていれば 荒々しく襖が開けられた。
tn「Aが怪我したってほんまか！？」
sn「トントン？ここ医務室」
tn「す、すまん…」
tnJr「お、俺のせいや…俺のせいで…」
『ち、違うっす！あれは相手が悪いんすよ！』
tn「A足怪我してもうたん！？ほ、他は、！？ああ…腕にも傷が…！」
『トントンさんも落ち着いて…！』
まさに地獄絵図。
泣きそうなジュニアとあたふたと慌てているトントンさんを交互に宥める俺、そしてそれを見守っているしんぺい神さん。
見てないで手伝ってくださいよ！！！
なんて言えるはずもなく、数十分経てばようやく2人は落ち着き、しんぺい神さんが話し始めた。
sn「腕と足の数箇所に銃弾による掠れ傷。あと左足に深い掠れ傷が1つ、これは跡が残るかもしれんな」
tn「そうかぁ…」
tnJr「…ごめんな、跡残ってまうって…」
『いいんすよ！男の傷は勲章って昔から決まってるんすから！』
tnJr「くんしょう…」
『そッスよ！ジュニアを助けられた勲章っす！！』
tnJr「…ふ、そうやな！」
ジュニアを元気づけるようにいえばようやく笑顔が見れた。子供に心配はかけられないと思うしな。
その後ジュニアは就寝時間となり医務室を出ていく。トントンさんも俺を心配そうにしながらも仕事があるといいその場を後にした。
その瞬間ぶわりと冷や汗が出て、傷の痛みが明確になった。
痛みに悶えていればしんぺい神さんが鎮痛剤を持ってきてくれた。それを飲み今日は止まっていけと言うことになった。
翌朝、朝ごはんを頂き紅組の車でアジトまで送ってもらった。
暫くは痛みが続くだろうからと鎮痛剤と松葉杖を貰った。
この姿を見た、コネシマさんに笑われ、ロボロさんからはプロテインをもらった。
解せぬ。
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幸逢(プロフ) - 病栗さん» ご報告ありがとうございます！細かい指摘時も嬉しいです。初めてのコメントもありがとうございます。これからも頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2021年7月21日 13時) (
レス) id: 7346eb3af5 (このIDを非表示/違反報告)
病栗 - 新作おめでとうございます。とても嬉しいです。早速ですが、第7話の「以外」は文章の流れ的に「意外」という漢字の方が適切です。余計なお世話かもしれませんが…素敵な作品なので… (2021年7月21日 11時) (レス) id: b8904e92a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸逢 | 作成日時：2021年7月18日 10時
