第11話 ページ13
するとゆっくりと襖が少し開き 少し顔が出る。
tnJr「…なんや」
tn「じ、ジュニア、こいつは俺の部下の、鷲見Aや」
『鷲見っす！』
tnJr「すみ……それだけなん？」
tn「お、おん、それ、とな…」
トントンさんの息子さんはトントンさんにそっくりで、唯一違うところといえば眼鏡をかけていないことくらいだった。
そして、俺を紹介したあと何やら2人でコソコソと話し始めた。
何話してるんだろ？
tnJr「な、なるほど…」
tn「せやか、な？」
tnJr「…わかったわ、A！」
呼び捨て！？
2人が話したあと何故か2人して顔を少し赤く染めていた。
そして、何かを理解したtnJrは頷き俺の名を読んだ。呼び捨てで
『は、はい！なんすか！』
tnJr「お、俺と遊んでや！」
『え、あ、っす！！』
こうして、トントンさんとの食事に加え、食事の後ジュニアと遊ぶことが日課になっていた。
今日はトントンさんが忙しいらしく、ジュニアと買い物をしていた。
tnJr「むぅ」
『むくれてもダメっすよ！』
買うものをカゴに入れ、会計を済ませればジュニアと手を繋ぐ。
弟とかいたからこんな感じなんだろうなぁなんて思っていれば、パンッという破裂音と共にジュニアの足元に銃弾が練り込む。
敵襲だ。
その瞬間、そんな小さくもないジュニアを抱え猛ダッシュをする。
次々と撃たれる銃弾を避けるも掠ってしまい、血が滲む。
ようやく、紅組のアジトが見えて来たところでふくらはぎが銃弾によって抉られ 転けてしまう。
なんと身体をひねりジュニアを擦らないようにしたが、少しばかり怪我をしてしまっただろう。
tnJr「A…！だ、だいじょ『俺はいいっすから！早く中に！』っ…でも」
『すぐ追いつきますから！』
tnJr「っ…死んだら許さへんからな！」
そう言ったジュニアは立ち上がり走って中に入っていった、それを追うように弾が打たれるが幸いにも当たらず、そこから弾が打たれることは無かった。
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幸逢(プロフ) - 病栗さん» ご報告ありがとうございます！細かい指摘時も嬉しいです。初めてのコメントもありがとうございます。これからも頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2021年7月21日 13時) (
レス) id: 7346eb3af5 (このIDを非表示/違反報告)
病栗 - 新作おめでとうございます。とても嬉しいです。早速ですが、第7話の「以外」は文章の流れ的に「意外」という漢字の方が適切です。余計なお世話かもしれませんが…素敵な作品なので… (2021年7月21日 11時) (レス) id: b8904e92a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸逢 | 作成日時：2021年7月18日 10時
