イケメン歌い手からの愛が凄い ２

69話 ページ23

天月
　


　

歌い手名がスタッフさんに呼ばれて、控え室から出ていった時





歌い手名の幼馴染みの海城君が俺を睨んでるように思えた








...気のせいかな









　


　
ライブが始まって、会場が熱気に包まれる



歌い手名が今、歌ってるのは「ロスティナメイズ」




海城君との距離が近いのが気になる









まさか....






　






「お望み通りに」


　


歌い手名は海城に顎クイして








「キスをしよう」







「「「キャー！！！」」」









そんなことしたら...俺は



自分を制御できなくなる








黒い何かに侵食されて


歌い手名を...
　



　





考えるのは止めよう



今はライブに集中するんだ







　






「きっと愛って」





俺の曲を歌いながら踊る歌い手名




嬉しすぎて俺もついつい一緒に歌ってしまう









　
「かいしんのいちげき

君が笑うから？」





　
俺の曲が多いのは



俺のことが好きだから








歌い手名が俺のことを好きなのは分かってる



だけど、安心できない









歌い手名が他の奴を好きになるかもしれないから




　


俺と歌い手名は付き合ってない





だから不安で仕方ない






俺のものじゃないから



　









俺の言葉で君を縛ってもいいですか？
　




俺の言葉で君を俺のものにしてもいいですか？

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