奇跡【宮舘涼太】 (ページ8)

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佐久間の言っていた【續A】という人物が本当に本人なのか確かめるため、俺は一人でお店に来た。あの後、佐久間が打ち合わせが入ったから行けなかったって言ってたな。

『いらっしゃいませ』

店内に入ると、ほのかに香るバニラの香り。好きな香りだ

『空いてるお席へどうぞ』

と促され、窓際の席を選ぶ。
ここが1番バレない場所....っぽいからね笑

A(仮)の様子を見ると、なにやら女子高生と話してる。テスト？の話してる。懐かしいな、そういえばAに算数教えてもらったっけ。なんて....昔のことを思い出しながらメニューを見る

クリームソーダあった....サンドイッチも食べたいな。
そういえば佐久間がテイクアウトあるって言ってたし、食べれなかったなら、今度お願いしようかな。

「すみませーん」

手を上げる

『はーい、また後でね』

と女子高生に声をかけたA(仮)
話遮っちゃったか、悪いかも

｢クリームソーダありますか？」     
ここに来てから15分ぐらいたってからの注文だし、来る人くる人みんながクリームソーダ頼んでたし....もしかしたら((『ございますよ。ラッキーですね、今日はラストです』     「よかった」

あとは、

 ｢じゃあ、それと。このハムサンドを」     『かしこまりました』 

注文をとって戻って行った。A(仮)
だけどすぐにお客さんが帰ろうとしてて、でも

弥｢私行くよ」

と女子高生が助けてくれた。助けてくれる人がいるっていいな....1人って言ってたし

『お待たせしました。クリームソーダとハムサンドです』     ｢ありがとうございます」 

美味しそうなクリームソーダとハムサンド。
まずはクリームソーダを....ん、うまっ！
昔ながらの味....懐かしい。
ハムサンドは....少しトーストしてあるから温かい。それに少し隠し味にマスタード使ってある？？粒マスタードだ。いいな

なんて楽しんでいたらまわりのお客さんはいつの間にか居なくなって、仕事のことなどを考えていたら女子高生も居なくなってて。俺とA(仮)だけだった