奇跡【宮舘涼太】 (ページ34)

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弥｢Aさん。ぼーっとしすぎ！｣

『あ、ご、ごめん』

バイトの子に言われるなんて.....

涼太くんと付き合い初めて1週間
未だに信じられなくて、あの時のは私が見た夢なんじゃないかって思う。だけど

ﾋﾟｺﾝｯ

涼太今日、20時ぐらいにお店行ってもいいかな?明日オフなんだ

と送られてくると現実なんだなって思う

Aいいよ

と返信して仕事に戻る

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弥｢で、何があったんですか｣

お店を閉めた後、弥生ちゃんにそう言われた

『いや、別に』

弥｢別に....じゃない！ぜーったい何かあったでしょ｣

と弥生ちゃんに詰め寄られて、つい

『彼氏が出来ました』

と白状してしまった

弥｢かっれし！！彼氏！！どこよ。こんな美人をやっと射止めた最高の男は！｣

いや、おい？笑

『美人では無いし、まぁ最高の男かもしれないけどもさ』

舘様と言われるぐらいだし、国王って言われるぐらいだしかっこいい.....うん、かっこいい。

弥｢で、どんな人なんですか？｣

『どんな人か....んー。なんて言えばいいんだろ、優しくて料理が上手な人』

弥｢ふーん、あ。あれは？免許｣

弥生ちゃんは免許ない男は恋愛対象外！っていう子なんだよね。なんでも彼氏の車で海までドライブ！が夢らしい

『ないよ』

弥「なぁに！？無理無理無理！なんで男なのに免許ないのよ！」

いや....それは

弥「ん？まって、
・優しい
・料理出来る
・免許ない

舘様？」

ドキッとする。
さすがSnowManファン、そこに結びついた

弥「ラウールとも接点あるし....まさか.....まさかね〜」

自己完結してくれた笑
なんて思って時計みたらもう19:30。涼太くんが来ちゃう！

『や、弥生ちゃん。まだ帰らなくていいの？』

弥「へ？今何時....うげっ！19:30じゃん
やばい、待ち合わせしてたのに〜」

へ？

『なになに？デート？』

弥「ちがーう、友達の家に泊まる予定なの！」

そっか。だから荷物多かったわけか

弥「また彼氏の話聞かせてね！」

『はいはい、気をつけてね！』

弥生ちゃんを外まで見送る

弥「お疲れ様でしたー！」

『お疲れ様〜』

.....あ

『おかえり』

「ただいま」

涼太くんだ