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「「ありがとうございましたー!」」
とみんなが帰っていったのは10分ほど前。ほんとに片付けまで全部してくれて、助かっちゃった
『明日は休業日だしゆっくり休めるかな』
なんてね
『ったぁ...』
さっきから少し頭痛もしてきていたから、ボーッとしてたのバレてないといいな。でもまぁ、もうほとんど会うことないし....大丈夫か
『少しだけ寝てから帰ろうかな』
とそのまま机に突っ伏して寝てしまった
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どれぐらい時間が経ったのかは分からない頃に目を覚ました
『ん....ぁれ』
私にかけてある上着....自分でかけたっけ?でも誰のだ?と思いながら顔を上げると
『え』
カウンターのところで寝ている人....でも、その姿は知っている人で、さっきまで話してた人
『なんで』
どうして、涼太くんが
『りょ((ガサッ
?
私の横に置いてあった袋。
その中には冷えピタと頭痛薬
『なんで』
もしかしてバレてた?
「ん....」
音に気づいて顔を上げた涼太くん
「あれ...いつの間にか寝てたな。あ、起きたんだ
体調どう?」
『気づいてたの?』
「うん、なんかぼーっとしてるなとおもって」
バレてたんだ。人のことよく見ている性格はぜんぜん変わらないんだな
『大丈夫、疲れが溜まってただけみたいだから』
「なら良かった。」
『ジャケット、ありがとう。ごめんね?寒かったよね』
「全然。Aの体調が悪化する方が嫌だから」
.....
「俺、ここのコーヒー好きだからさ」
コーヒーだよね
「じゃあ、俺そろそろ帰るわ」
とジャケットを着た涼太くん
「っと、今何時だ?」
あ、そういえば時間.....げ
「終電ないじゃん」
終電のない時間だった。私も帰れないや
『涼太くん、明日仕事?』
「いや、明日は休み」
休みか....
「まぁ、ホテルでも適当に探して泊まるから大丈夫!」
と笑っている彼。でもこんな時間にさすがに...なんて考えている間に
『仮眠室あるから使う?』
と私の口は勝手に話していた
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雪姫 - とても素敵で良い話しですね。続き待ってます。 (3月10日 2時) (レス) @page14 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
プーリー(プロフ) - ななさん» どういたしまして! (3月1日 21時) (レス) id: d36080fe47 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - プーリーさん» ありがとうございます✨ (3月1日 20時) (レス) id: fe6d3bfe45 (このIDを非表示/違反報告)
プーリー(プロフ) - ななさん» 【つづき】です。すみません書いてなかったです! (3月1日 19時) (レス) id: e374106476 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ごめんなさい、苗字が何て読むのか教えて欲しいです🙇♀️ (3月1日 17時) (レス) id: fe6d3bfe45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プーリー | 作成日時:2024年2月29日 23時