奇跡【宮舘涼太】 (ページ15)

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涼太くんと連絡を初めてとった日から、5日。あれから返信もなく、店にSnowManの方々が来ることもなかった

弥「Aさーん！｣

『わ！弥生ちゃん。いらっしゃい』

弥「やっと！やっと終わったよ！！！｣

テストが終わり、すごく安心してる弥生ちゃん。良かったね

弥「クリームソーダ！あと、チーズケーキお願いします！｣

『はい』

クリームソーダとチーズケーキを準備する

弥「てか、今日お客さん少ないね｣

『話題も過ぎ去ったんじゃないかな』

流行はどんどん進んでいくからね。

弥「やっと、私のお店になったか｣

ふふ笑

『テストどうだったの？』

弥「聞かないで。もう封印したんだから｣

と耳を塞ぐ弥生ちゃん。ダメだったのね笑

弥「てか、前も聞きたかったんだけど。Aさんがカフェ始めた理由って？｣

あ、そういえば前そんな話してたな。涼太くんと初めてあった日だったし

『そうだなー。簡単な理由かな』

弥「なになに？｣

『料理が好きだったからかな』

弥「そんな理由？｣

『意外とね、大人は単純な理由で動いてたりするんだよ？』

弥「えー！意外。なんかすごい考えているのかと思った｣

ふふ笑
ただ、その考えには深い深い過程があることだってあるんだ....だけどそれはまだ弥生ちゃんには早いかな

弥「BLUE ROSEってお店の名前はなんで？｣

『BlueRoseの花言葉知ってる？』

弥「なんだったっけ？｣

と携帯で検索した弥生ちゃん

弥「夢叶う....奇跡｣

『そ、ここは奇跡の場所だから』

弥「どういうこと？｣

『それはまた今度、ね？』

弥「ぶー！｣

弥生ちゃん、あなたと出逢えたのも奇跡だし。あなたがここに通ってきてくれてることさえも奇跡....私はそんなに奇跡が沢山積み重なってここにいるんだよ