奇跡 【宮舘涼太】

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そしてテイクアウトの日




『よし』




今日は思い切って【臨時休業】にしてみた。ここをオープンしてから初！たまにはいいかな♪




『予約の時間までもう少しあるね』





時計を見て確認。まだ大丈夫そうだ





ｶﾗﾝｶﾗﾝ




へ？




『あ、すみません。今日はお店やって((「あ、ごめん｣




涼太くん』





お店に来たのは涼太くんだった





佐「ども〜！｣





と後ろからひょこっと現れたのは佐久間さん





「テイクアウト一緒に取りにきた｣





そうだったんだ





佐「俺聞いちゃった〜。同級生だったんだって？｣





あ



『はい』





佐「ってことは、お友達だね〜｣





え？





「佐久間はこういうやつ｣




そう....なんだ





「支払い、先にしたがいいよね？｣






『あ、はい』





と支払いをしてもらう。
9人分一括でポーンっと出せちゃうんだもんね、すごいや





佐「うっまそ〜｣




とカウンターに置いてあるテイクアウトの袋を見ている佐久間さん




「ごめんね？店休日だったんだ｣





『あ、いや....今日は臨時休業にしたの』





「え？｣





『たまには、いいかなって』





この2年休んでなかったし....いいかなって思っちゃったんだよね





佐「いいじゃーん！休み大切だよ〜｣





芸能人に言われると説得力がある





佐「またクリームソーダ飲みに来るね！｣




『はい、是非お待ちしています』




「ありがとう。本当に助かった｣





『いえ！9人分楽しかったです』





そう伝えると2人はテイクアウトの袋を持ってお店を後にした。さて、私もそろそろ帰って((「ごめん！伝え忘れてた｣




？





「連絡先....教えて貰えない？｣





え？

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