アイドルの奥さん (ページ5)

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ファンのみんなへページ5

『こんにちわー』

今日はファンのみんなへ直接報告するために、インスタライブを配信させて頂きました。

『えー、やっぱり皆さんには自分の口からご報告したいなと思いインスタライブさせて頂きました』

全身映してるので、コメントは見えない

『えー。本日1月1日
私、千佐Aは入籍させて頂きました。』

頭を下げる

『えー、お相手の方はSnowManの渡辺翔太さんです。
ご存知の方も多いと思いますが、彼は私の幼なじみです。なんて言えばいいのかな....』

カメラの後ろには実は翔太がいます。
というのも、配信すると伝えたら「行くから！」って....仕事あったのに早めに終わらせてきましたよ。

『難しいね。伝え方が

31年、私は千佐Aとして生きてきて、そのうちの10年は歌手として活動させて頂きました。
10年というのはとても自分の中では大きいことで、

昨年はね、ドームという大きな舞台にも立たせていただいて。本当に感謝が大きい1年でした。』

なんか言ってることバラバラすぎる

『ちょっとごめんね』

カメラを出て、一旦翔太のもとへ

『何話せば？』

「わかんねぇ」

だよね

「まぁ、ダメなことはないけど。変なこと話さなければじゃね？」

『了解』

カメラの元へ戻る

『えー、おまたせしました。
何話せばいいのかわかんないので、ちょっと相談させて頂きました。
コメント読もうかな』

いい加減座りたいし

『よいしょっと』

カメラを机に置いてあるスマホスタンドにつけて、私も座る

『えーっと....

【ご結婚おめでとうございます】
ありがとうございます

【リアルウソ婚じゃん！】
そっか、あれも幼なじみ同士だ。出てたねそういえば』

ウソ婚に出てたね笑
なんかよくわかんない役だった

『えーっと

【しょっぴーいますか？】
いますよ。仕事終わって、そのまま来てる

【出ないのー？】
あぁ、出る？』

翔太に聞くと、いいの？みたいな顔をしてた。

『一瞬だけね』

「どうもー」

一瞬だけ挨拶するためにひょっこり登場

『はい終わり〜』

「おい！笑」

だって、出ちゃったらファン増えるじゃん。私のファンなのに