おかえり 拓也ver ページ16
｢どうしよう、もう行こうかな｣
どうも。現在、家の時計とにらめっこ中の江口拓也です
｢でも早くついても会えないし....どうしよう｣
理由はお分かりですよね？
そうです。本日、Aと碧が帰ってきます
｢ドキドキしてきた｣
布団も洋服もミルクも完璧に準備しております。後はドンと帰ってこい！と言いたいんだけど
｢ドキドキして死ぬかも｣
と思っております
♪♪〜〜
！
｢はい｣
？｢江口さん！A帰ってきましたか！？｣
｢まただだよ。てか、俺じゃなくてAに電話してよ。雄馬くん」
電話をかけてきたのは内田雄馬。ほんとにAと仲いいんだよね
雄｢だって！ドキドキなんですもん。早く帰ってきて〜！って｣
今の俺じゃん笑
雄｢あ！帰ってきたらラジオのアーカイブ聞いてって言っといてください｣
｢りょうかーい｣
電話を切る
｢よし！｣
時間もいい感じ！迎えに行きましょう！
___
病院の駐車場に到着。ここでAと碧を待ちます
｢チャイルドシート！｣
座る用にしたままだったことを思い出して、すぐに直す。
｢よし｣
早く来ないかな〜
10分ほど待つと、病院の入口からワンピースを着た女性、Aだ！
｢A｣
声をかけるとこちらに気づいたA
『拓也さん』
｢おかえり｣
『ただいま』
病院の先生たちに会釈をして車に乗り込む
｢長かったね｣
『碧くんが中々泣き止まないから、先生たちと一緒に泣き止ませてたの』
そうだったのか
『チャイルドシート、ベット型にしてくれたんだ』
｢うん。碧に少しでも楽にいて欲しいからね｣
碧は数日見ないだけで少しだけ大きくなってる気がした。
たくさんミルク飲んでたからかな？
｢じゃあ帰りますか｣
『うん』
車で家へと続く道を走る
『久々だな、この道』
｢どう？｣
『どう...って何も無いよ？笑』
そっか笑
『そういえばね、碧くんの可愛い写真撮ったの』
｢え！いいな〜｣
『動画もあるから見せるね』
｢うん｣
なんて話をしてたらいつの間にか家に到着
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作者名：プーリー
| 作成日時：2022年11月27日 1時
