46話 ページ2
外へ出た。
真っ暗な世界....月明かりだけが当たりを照らしている。
『さねっ.....みっ...』
涙が溢れる。玄弥くんが死んでしまった.....弟が....唯一の弟が亡くなってしまった。今の実弥はどんな気分でいるのかわからない....でもっ...
『はやくっ....あいたいっ...』
1秒でも早くあなたに会いたい。
なんでもいい....無事だ....それだけでいい。それだけでいいから...
『帰ってきて...』
お願い実弥...はやくかえって((宇「A!」
『う...ずいさ...』
宇「てめぇどこいってやがった。お前に居なくなられたらな!俺が不死川にド派手に怒られるんだよ!」
っ!
『無事で帰ってくるかもわからないのにそんなこと((パシンッ!!
!
頬を誰かに叩かれた、宇隨様じゃない....
『まき...をさ...』
まきをさんだった。
ま「帰ってこないなんて言わないで!帰ってくる!今生きている人全員無事で帰ってくる!」
っ....
『あいたぃ....あいたい!実弥に会いたい。もう戦わなくていい...辛い思いするぐらいなら今すぐにでも...帰ってきて...っ...』
宇「A、今あいつらは鬼の中でもいちばん強いやつと戦っている」
わかってるよ....
宇「あいつらが戦うのは大切な人を守るためだ」
え....
宇「俺は腕がもう使えねぇ....だからアイツらのように戦ってやれない。煉獄さんだってそうだ。大切な息子を鬼に倒された、だけど自分は歳だから.....だからお館様を守ってるんだ」
ま「不死川様の大切な人....それはあなたと真弥くんなのよ」
真弥....
真「かぁーちゃ!」
しん...やっ....
『真弥』
真弥に手を伸ばすと笑顔でこちらに来る。
真弥っ...
ま「あなたは1人じゃないんだから」
雛「この子がいます」
須「そうですよ!お母さんなんですから(*^^*)」
っ....
『真弥....お母さんとお父さんの帰りを待ってくれる?』
真「う?(๑• . •๑).....あい(❁´ω`❁)」
っ...
『ありがとっ...』
ねぇ実弥、早く帰ってきてね。
そしたら真弥の話をたっくさんしてあげる。たった一晩だけどこの子が私にくれた愛情と勇気と希望をあなたに話してあげる。
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しゃーろっく?(プロフ) - 私は実弥さん,生存してほしいです!!このお話とっても好きなので更新頑張ってください! (2020年2月21日 8時) (レス) id: 61bf3277d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プーリー | 作成日時:2020年1月5日 16時