夫は声優、妻も声優 (ページ26)

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25love ページ26

『お父さん』

ドアの前にはお父さん。緊張してる笑

父「まさかこんな日が来るとはな」

『5年も待たせてごめんね？』

父「いいさ。A」

『なに？』

父「たくさん笑って沢山喧嘩して、沢山泣いて、沢山幸せになりなさい。お父さんの願いはただそれだけだ」

お父さん...

『うん。やっぱり夫婦だね笑言ってること同じだ』

父「母さんと同じか笑」

ふふ笑

ｽﾀｯﾌ「扉を開けます」

扉が開き、父と2人で入る。

1歩ずつ歩みを進めていく。
周りには招待した人達が沢山カメラを向けていた。ちょっぴり恥ずかしい...だけど幸せだ

父「徹也くん、改めて娘をよろしく頼む」

徹「はい」

お父さんの手を離れて私は徹也さんの手をとり横に並んだ

神父「新郎柿原徹也。あなたはここにいる新婦を、健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しいときも、妻として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか？」

徹「はい、誓います」

神父「新婦柿原A。あなたはここにいる新郎を、健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しいときも、妻として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか？」

『はい、誓います』

神父「それではここに2人を夫婦として認めます。指輪の交換を」

私たちは元々していた指輪を再びお互いの指につける。
そして

神父「誓のキスを」

キスをする。

それから、披露宴がすぐに始まり、私たちはお色直しへ。徹也さんは良平さんを、私は碧を付き添い人に選んだ

悠「なんかドキドキした」

『なんでよ笑』

悠「これ、今度のラジオで話していい？」

『いいよ笑』

私も色々と報告しなきゃな

悠「そういえばA、インスタ始めたんだね！」

『うん。これを機に自分のこともっと知ってもらおうと思って』

社長から提案されて始めたインスタ。だけどまだ何も投稿していない。初めての投稿は結婚式にしたかったから

悠「それじゃあ戻るね！次のドレス楽しみにしてる」

『うん(*^^*)』

ドレスを着替える。代永さんが選んでくれたドレス。やっぱり私らしい.....さすが代永さん笑

ｺﾝｺﾝ