【原神】他人事な関係【タルタリヤ】 (ページ6)

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優しさページ6

Aちゃんに甘々な淑女様出てきます

「ねぇ、あんた」

『は、はい。っえ！？し、執行官様……』

仕事をしていると名前を呼ばれ後ろを振り向く。すると目の前に淑女様がいた

「あんた。公子と付き合ってるって本当？」

『あぇ？い、いや、え？？？』

突然何を言われるかと思えばタルタリヤさんとお付き合いしてるか否かの話だった。もしかして淑女様タルタリヤさんのこと好きなのかな…

『えっと。…つかぬ事をお聞きしますが淑女様は公子様のことを』

「そんなことあるわけないじゃない。それに、質問を質問で返さないで。貴方割と私気に入ってるのよ」

『へっ！？気に入って？え、こ、光栄です…。あっと、そ、そうでした！公子様とは恐縮ながらお付き合いさせて頂いております』

「そう、貴方あいつのどこがいいの？顔？金？性格？分からないわ」

『えっと。話せば少しだけ長くなる気もするのですが。お付き合いさせて頂いているのはしぶしぶというか』

そう言うと彼女は微笑をうかべた。本当に公子様のこと好きじゃないのかな…

「そう、良かったわ。私のお気に入りのあなたがあんな男に引っかかる女じゃなくて。あと、しぶしぶって…あいつに何かされたのかしら」

あれ？淑女様とっても優しくない？ここまで新兵の私に手を差し伸べていただけるなんて！

『実は……』

その時のことを素直に話すと彼女の顔は少しイラついているような顔で

「チッ、私のお気に入りの子をおもちゃ扱いするなんて……はぁ。そうね、私にならいつでも相談してちょうだい。そうだ。名前はなんて言うの？」

『あ、えっと、A…で、です。』

「Aね、覚えたわ。ところで、アイツと別れたいんじゃないの？」

『まぁ…できれば、ですかね。私も女です、優しくされすぎるとほんとに好きになってしまいそうで。』

怖いです。その言葉は飲み込んだ、何故だろう言ってはいけない気がした。

「それなら、なんで別れないのか理由を聞けばいいじゃない。何かあれば私のとこに来るといいわ」

『そう…ですね。ありがとうございます』

甘味処の一言
淑女かわいいよね