【原神】男運なさすぎな私が大好きな世界へ

私の過去 ページ9

『あの…』

万葉に手を引かれて連れてこられた人気のない場所

｢お主、モンドから来たのであろう？｣

『え？なんで分かるんです？』

｢…やはり、モンドの草原で目が覚めた、そうでござるな？｣

何故かバレてる、なんで？

｢今から言うことはお主の過去のことであるゆえしっかり聞いて欲しい｣


あぁ、私ってここに来た異世界人って扱いよりここの世界に住んでいたこの世界の人なんだ。


｢まず、拙者とお主の関係から話す。拙者とお主は幼馴染で婚約者であった。｣

…？こ、こんやく？？？

｢だが、拙者の家が衰退してからそちらから婚約が破棄された。お主の母上と父上、そしてお主は神の目を持っているゆえこの国から出ていった。｣

なるほど、割と複雑なんだね

｢その後お主の母上と父上は璃月に行き、その際モンドにお主を捨てた、それからお主が目覚めて今に至るのでござる｣

『なんで捨てられたってわかるんですか？』

｢それはあまり言いたくないのであるが、お主の母上と父上がお主のことをあまり気に入ってはいなかった。それに拙者の父上がお主の父上と仲が良くよく手紙で話していた。｣

『そう考えると私がモンドにいたのは確かに捨てられたとしか考え難い…ですね』


なるほど、ここの世界に来たばかりの時体の所々に傷が見えたのは虐待…
不思議に思ってたんだよね、攻撃受けてもそこまで痛くなかった、初めヒルチャールに木の棒で思っきり殴られて｢いたっ！｣くらいで済んだのも、全部トリップ特典かと思ってたけど、虐待でなれただけ、私は慣れてないけど、体が馴染んでるんだろう…

私は今世でも愛されてないのかぁ、つくずく運がないなぁ、と言っても前世では男運がなかっただけで家族とは仲良くやってけてたからそこまで不幸だったわけじゃないんだけど

甘味処の一言
万葉オチではないよ、ホントだよ、オチは未定だよ

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