【原神】甘い蜜はやばい毒【楓原万葉】 (ページ12)

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気遣いページ12

コンコン

軽いノックが2回

「誰だ？今は静かに頼む」

「俺ですよ。鍾離先生」

そこの彼女回収しに来ました。と言ったあと

「随分泣いたみたいですね。」

「あぁ。そうだな、こいつは大変なやつを好きになったんだなとは思ったが」

「へぇ。恋愛相談ねぇ」

その後タルタリヤにAは回収された。

『んん』

「おはよう」

起きた瞬間何故か私はタルタリヤに馬乗りにされていたのだ。

「好きな人いるんだってね」

別に、と彼は爆弾発言をした

『…は？』

「嫌だから俺で良くない？俺ならそんな寂しくさせないよ」

耳元で囁かれる言葉に乗り気な自分がいる

この人と付き合えば忘れられるんじゃないか。

この人なら幸せにしてくれる。

『か、考えさせてよ』

「俺の方が幸せに出来ると思うけどなぁ。少なくともそんなに目元腫れさせることはしないよ」

タルタリヤの一言一言が私の乱れた今の心に入り込む

タルタリヤの方がいいなと何度も思った。
悪くないなって思ってしまった。

『眠い』

考えたら眠くなってきた

「もっかい寝るかい？」

『寝ていいの？』

「たまにはそういうのも大事さ」

酷く優しい彼の言葉が私に刺さる

「おやすみ」

目を閉じた私に優しく撫でて一言。そのままずっと撫でてくれるからすぐ寝れてしまった。

甘味処の一言
タルタリヤにとってAは命の恩人設定です。
関係分かりやすくするとタルタリヤ→A→←万葉
ではありますが今はタルタリヤに心揺らされてるAちゃんなのでどうなんだろーね