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質問 ページ19

DH「ねぇ、色々聞きたい事があるんだけど言える範囲で教えてくれない?」

「…………いいですよ。」

DH「じゃあー、まずは…」


最初は他愛もない事から質問されて、ありきたりな回答をしていた。

だけど………

DH「最後は………単刀直入に聞くね。


どうして…笑わないの?」


「……………笑わないんじゃ無いですよ。



  …………笑えないんです。」

DH「…………どうして?」

私は1つ溜め息をついて話し出す。

「私には、家族がいません。


 捨てられたんです。」

しばらくの沈黙の後、私は続けた。

「私は何故か両親に捨てられ、施設で育ったんです。
両親はとても温かかったのに、毎日笑顔のたえない家庭だったのに………
それなのに………私は………捨て」

DH「もういい…………もういいよ」

私の言葉を遮ってドンへさんは温かい手で私の手を握り、手から頬に移動した。

DH「…………自分が泣いてることに気付いてる?」

「えっ………?」

私は自分の手を、ドンへさんが触れている逆の頬を触る。

すると、手にぬるい水滴がつく。

これには驚いた。
自分は笑顔だけでなく、泣くことすらも無かったから。

涙に気付いたら、また、涙が溢れそうだった。

そんな私に気付いたのか、ドンへさんが

向かい側に座っていたのに隣に移動して、肩を抱き寄せ…

DH「泣いていいんだよ。泣きたい時は我慢しちゃ駄目だよ。
涙を我慢したら苦しいでしょ!」

って、あのキラキラした笑顔で言うから


涙が滝のように流れ落ちて行った………

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設定タグ:SJ , SUPERJUNIOR , ドンヘ   
作品ジャンル:恋愛
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花蓮(プロフ) - りんさん» りんさん、こんばんは!初めてコメントして頂いたのでとても嬉しいです♪ありがとうございます!バイト頑張りますo(・ω・´o)SJの為に(*>ω<*) (2016年11月4日 22時) (レス) id: b39b83b9dd (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - バイトもだいじです。SJ生活には、マネーは、必要(≧∇≦) (2016年11月4日 20時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蓮 | 作成日時:2016年7月11日 8時

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