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入学式(寝てた)が終わり、教室に戻る。
今年は魔法が使えない人がいたとかなんとか。
変な猫の魔獣が火を吹き散らかしてリドルを怒らせたらしい。
ハーツラビュル寮長 リドル・ローズハート
彼とは1年生の時同じクラスであり、そこそこ仲も良い。(と思っている)
リドルの顔はとてもとても良い。
クリクリとした大きな青い目に整った顔のパーツ。
赤い髪もとても似合っているし、頭の触覚も可愛い。
身長も小さくてかわいい。15センチ差とか信じたくないぜベイベー。
「あー、、今年は違うクラスか。」
リドルが唯一の癒しだった俺は、今年違うクラスだと分かり悲鳴をあげた。
「おっA！
今年も同じクラスだな、よろしく！」
「お〜よろしくよろしく〜」
去年同じクラスだったハーツラビュルの1人と今年も同じクラスらしく、声を掛けられた。
こいつはパッとしない顔だ。ぼやがかかってて、よく見えない(失礼)。
ポムフィオーレで綺麗な顔の寮長や友人を毎日のように見ていると、どうも他の寮の生徒が霞んで見えてしまう。
まあいいけど。
肘をついてぼーっと今日の夕飯の事を考えていた。
「隣りいいか？」
「あーどうぞ。、、、？！」
隣に座った彼を見て、思わず顔を覆った。
「ん？どうした？具合でも悪いのか？」
「ｲｴ､ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ、、、」
一瞬しか見えなかったが分かった。
頭にターバンを綺麗につけ、クリクリとした大きな赤い目。透き通るような声。
スカラビアの、カリム・アルアジーム、、、だと？！
うそだろ同じクラスなのかよ
「具合が悪いのか？
だったら、ジャミルの飯を食えば元気になるぜ！」
そう言ってニカッと笑う彼。
あ〜〜〜〜〜〜顔が良い眩しい誰かサングラス下さい
「あ、ありがとう、、、俺は元気だよ。
カリムくんだよね？」
「お！それならよかった！
そうだ、俺はカリム・アルアジーム！」
「俺はA・ビジュー。
よろしく。」
お互い自己紹介をし、「よろしくな！」と握手される。
この光属性と同じクラスとか干からびる気しかしない。かわいい。顔が良い。
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作者名：成瀬 | 作成日時：2020年11月8日 0時
