早く起きて (ページ4)

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玲於side

涼太くんが入院して１ヶ月
退院が決まった

でも未だに目覚めない
寝たままの涼太くんを
家に帰すわけもなく
『俺と一緒に住む』
『いや、僕が一緒に住むんだ』と
隼と言い合いながら病室へ向かってた

メ:買った？！

病室を開けるとそう叫ぶめんさんの声

裕:まじで？！

亜:え、お金は？！

隼:なんの話～？

龍:一軒家買った

隼&玲:は？

涼太くんと住むために
大切なサーフィンボードも
コレクションしてた帽子も
ゲームも売り払って貯金を崩して
会社に借金までして
家を買った龍友くん

亜:リアルジェネハウスじゃん

龍:いや待て僕と涼太の家や
なんでお前らも一緒やねん

隼:でも間取り図みたらちゃんと
7部屋あるよ！

龍:勝手に見るなあほ(笑)

玲:俺この奥の部屋

隼:じゃ玲於のとなり～♪

龍:いやまてって！

メ:龍友ありがと

後日聞いた話
GENEハウスの事を聞いて
HIROさんが住みやすいようにって
色々カスタマイズしてくださって
GENEハウスの金額は
龍友くんの口座へ振り込みがあったらしい

隼:すげーーー！

ボーカルより一足早く
家の整理も兼ねてジェネハウスに
引っ越してきたパフォーマー

龍:僕が計画してHIROさんに頼んで
建ててもらったのに
なんでお前らの方が先なん？

って龍友くんは納得してなかったけど

トイレも２つあってバリアフリーな家
庭もついてて地下には
トレーニングルームとリハ室まで

隼:キッチンひろー！
テレビでかー！ｶﾞｼｬﾝ

亜:ちょっと隼！引っ越してきて早々
壊さないでよ

メ:広すぎる…

裕:HIROさんさすがやな

涼太くん念願のGENEハウスだよ
早く起きなよ