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・A side 【テロップ】
｢前に東海のサブチャン出てから3ヶ月経っちゃいました。｣
｢そうなんだよねー。｣
【遅すぎ】
とりあえず、初登場なので軽く自己紹介。
｢Aです。りょうくんの妻で1個年上で、以前までは病院の臨床心理士として働いてました！今は退職中です！双子の母です！｣
【お馴染みのA】
そして、紗菜と菜央の紹介をりょうくんが。
｢こっちの、女の子がぽーちゃんで、男の子がちーくんです。｣
｢挨拶してみな……？｣
｢ぽーちゃん、て｣
｢ぽ、ちゃ！｣
｢ちーくん、て｣
｢ちぃ、く！｣
【ぽーちゃんとちーくんです】
｢上出来！！｣
【可愛い】
そう。
そして、今日、動画をとるのには理由が！
｢今日、実はぽーちゃんとちーくんの1歳の誕生日なんです！｣
｢おめでとうー！｣
｢あぁー、う！｣
｢ん、ばあ！｣
りょうくんにつられて大声を出すぽーちゃんとちーくん。
かわええ……。
｢こちらにね、お誕生日ケーキ用意してあります。｣
りょうくんが画面外に手を伸ばして子ども用のケーキをとる。
目をキラキラさせる双子たち。
私とりょうくんの膝をおりてケーキに釘付け。
【今日はいつも以上にゆるゆる動画です】
｢ひたすら、喋りながら食べる動画になりまーす。｣
私が大人用のケーキを用意している間にりょうくんがトークを続ける。
｢はい、これ大人用のケーキ！｣
【双子の顔入りケーキ】
｢俺の知り合いのパティシエに作っていただきましたー！｣
｢よっ、ボンサバドゥ！｣
｢なんそれ！｣
自分でもよく分からんけど、それはりょうやん案件なので。
｢｢いただきます！｣｣
手を合わせる。
｢いたぁきま！｣
｢いたぁまう！｣
後に続いて手を合わせる子どもたち。
可愛い……。
そしてここからは面倒見ながらりょうくんとトーク。
｢どう？最近。｣
｢雑なフリだなー。うーん、俺はAのおかげで何不自由なく過ごせてるよ。思ってたよりぽーちゃんとちーくんと一緒にいれてるし。｣
｢あー、最近忙しいのにね。やっぱ、地元最高だね。｣
りょうくんの育児っぷりは見事なもんで、仕事から帰って来た途端に直ぐに始めてくれる。
｢皆さん、りょうくんはほんとに良いパパですよ。｣
｢当たり前のことしてるだけだけどね？｣
微笑むりょうくん。
｢あーもう、良い旦那見つけちまったよ。｣
｢あははっw｣
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作者名：糯 | 作成日時：2020年5月21日 15時
