可愛がってもらってるだけだよね？！ (ページ5)

今日:10 hit、昨日:23 hit、合計:11,515 hit

4話ページ5

翌朝

私は朝から仕事があり、急いで支度していた

芸人の他にもシンガーソングライターを仕事としてやっている

今日はレコーディングをする日。喉の調子も整えたからバッチリの状態だ

レコーディングする曲は『Love』と言う曲である

この曲は三角関係を描いた曲なのだ

あらすじ的に
元カレと今カレがヒロインをめぐって取り合っていくという感じだ

元カレは優しいけど時には強引なところもある小悪魔的

それとは反対に今カレは優しいの塊。ヒロインを傷つけたくなくて自分の素を隠している

そんな今カレにモヤモヤしている時に元カレが現れ乱していくというちょっぴり大人な曲にした

レコーディングスタジオに着いて一休みしながら歌詞を確認していると肩をポンポンされた

振り向くと堂前さんがいた

『堂前さん。おはよう御座います！…どうしてここに？』

堂前｢今日なジュースごくごくのレコーディングの日やねん｣

『堂前さん達もですか…もうレコーディング終わりましたか？』

堂前｢うん、終わったでー。そっちは？｣

『私は今からです…あ、呼ばれたので行っています！』

堂前｢はーい｣

レコーディングが終わり、戻ってみるとまだ堂前さんがいた

『あれ？堂前さん。帰らないんですか？』

堂前｢A待っててん。一緒にご飯食べに行こーと思って｣

『そうでしたか…待たせましたよね？ごめんなさい』

堂前｢ええねん…俺が勝手に待ってただけだから｣

帰る支度をしながら何処のお店行くー？と会話してるとガチャと扉が開いた

堂前｢？どうした辻。帰ったんじゃなかったっけ？｣

辻｢いや、トイレ行ってたんです…そしたらAの声が聞こえて…｣

『辻さん。辻さんも一緒にご飯食べに行きませんか？』

堂前｢…ぇ……｣

『ダメ…ですか？』

控え気味に目で訴える

堂前｢ぅ"…///…ええよ。3人で行こうか｣

『やった〜！！…何処のお店にしょうかな〜？』

結局いつもの居酒屋になったけど、まぁいいか！

色々注文して談笑して食べるというのを繰り返した後

私はある相談をした

『すみません…少し相談良いですか？』

堂前｢相談？ええで、言ってみ｣