可愛がってもらってるだけだよね？！ (ページ3)

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2話ページ3

『お待たせしました！』

辻｢全然待ってへんよ…行こうか｣

連れてもらったお店は落ち着きやすい雰囲気が出ていてとてもオシャレな所だった

『わぁ〜！素敵なお店ですね！』

辻｢Aのために調べてここにしてん。ここなマカロンパフェが美味しいて有名らしくて｣

『私の…ためですか？』

辻｢そうAのため。やから俺とAしか知らない秘密の場所｣

『秘密の場所…嬉しいです。辻さんと秘密の共有が出来るなんて』

辻｢…可愛いなぁ…じゃあそのオススメのマカロンパフェでええか？｣

『はい！オススメのやつでお願いします』

注文されたマカロンパフェは、パフェにマカロンが乗っかってるというやつ。がしかし、アイスも乗ってる。チョコが刺さってる。さらにマカロンが5個乗っかってると言う非常に豪華なものだった

『わぁ〜！すごい！美味しそう〜』

食べてみるともうそれはそれは美味しくってほっぺたが落ちそうになるほどコクがあって美味しい

辻｢美味しそうに食べるなぁ…調べた甲斐があったわ｣

『そう言えば辻さんが注文したものってなんですか？』

辻｢俺は普通のいちごパフェにした…1口食うか？｣

『はい！1口ください〜』

辻｢はい、あーん｣

『あー…ん。！こっちも美味しいです！やはり定番のパフェも美味しいですね！』

辻｢…あ、口の端にクリームついてんで｣

『え？何処ですか？』

辻｢……ここや｣

辻さんはそう言うと指でクリームを取ってくれた

その後いつもと変わらず奢ってもらい暗くなった道を散歩していたその時辻さんが急に立ち止まった

辻｢…実はなAに渡したい物があんねん｣

『渡したい物…ですか？』

辻｢…はい、俺からのプレゼント｣

『え？…私誕生日じゃあありませんよ？』

辻｢そんなこと分かってるわ…これはAに似合いそうだと思ったから買ってん…貰ってくれるか？｣

『…ずるいです…そうやって言われて何回プレゼントしてもらったか…分からないくらいなのに…私も何かプレゼントしたいです！』

辻｢じゃあ………水族館デートしたいな。Aからのプレゼントは一緒に水族館に行くこと｣

『それだけで良いんですか？もっと…こうッ』

突然唇に人差し指が置かれた