約束は絶対 ページ49
Aside
shp「Aさん、起きてください」
体を揺らされる感覚に目が覚める
ウトウトしながらも体を起こして挨拶をする
『おはよう…ございます…』
shp「…」
『…？』
挨拶を返してくれないショッピ君に不思議に思えばふと昨日の出来事が蘇る
shp「"次敬語で喋りましたら何か罰を与えますね…分かりましたか？"」
『……あ"っ！！』
重かった瞼は一気に目が軽くなりｻ-と血が引ける感覚がした
やっやばい…！敬語で喋ったら…！
汗が止まらず身体が震えて正常では居られなかった
絶望を感じているとショッピさんから意外な言葉が飛んできた
shp「…？どうしたんすか？寒いん？」
『えっ？！あっ…いや…』
shp「また風邪にかかったんかな…今しんぺいさん居るんで見てもらいます？」
まるで昨日の出来事がなかったように接しているショッピさん
あっあれ…？…夢だったのかな…？
それにしては結構リアルな夢だったな…
『いっいや風邪じゃないんで大丈夫…です。それより食堂に…』
shp「あぁそうでしたね、行きますか」
先程の会話的にショッピさんは嘘をついているとは思えず頭の中が混乱した
まぁ…ショッピさんから何も言ってこないし夢かな…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『…』ﾓｸﾞﾓｸﾞ
shp「Aさん」
『…？』
shp「敬語、使ったスよね」
『っ？！ｺﾞﾎｯｺﾞｯﾎ…』
少しむせてしまったが周りがはしゃいでいる声で埋もれてかき消された
やっばり夢じゃなかったんだ！
私が夢を覚えてる訳ないもん！
『えっと…』
shp「この話は2人だけになってから話しましょう」
『はっはいっ…』
今日が命日なのかな((ry回目
そう思いながら食欲が落ちながらもご飯を食べた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
shp「ご馳走様でした」
『…ご馳走様でした…』
あぁぁぁぁあ！ご飯食べ終わってしまった！
もう無理だぁ！
shp「さっ行きますよ」
『あぁ…はい…』
強制的に私を持ち上げて扉方面へ歩き始める
kn「ん？もう戻るんか？」
shp「えぇ、頼まれた書類があるんで」
kn「そうか〜大先生みたいにサボるんやないで！」
shp「クソ先輩もですよ」
あっ扱い雑いね…
shp「気にしなくてええっすよ、何時もこんなんやから」
『えっあぁ…はい』
shp「敬語」
『…』
許してくださいよぉぉぉ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 227人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メイプー(プロフ) - ゆきなさん» (*_ _) (2019年7月31日 9時) (
レス) id: ddf878743c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ぐっ！(´∀｀)b (2019年7月30日 11時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
メイプー(プロフ) - ソラネコさん» ソラネコ様コメントありがとうございます。ずっとこの小説を書きたくてうずうずしてましたw応援ありがとうございます。初コメおめでとうございます！ (2019年6月23日 23時) (レス) id: ddf878743c (このIDを非表示/違反報告)
ソラネコ(プロフ) - あの..メイプーさん...あなた,神様ですか〜！面白すぎますよ。しかも！クラレ先生も出てるじゃないですか。クラレ先生は小説にあんまり出てない小説が多いんですよね〜。だから、本当にありがとうございます〜σ(≧ω≦*)応援しています！あと、初コメゲット！ (2019年6月23日 23時) (レス) id: 848a1b8bc4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メイプー | 作成日時：2019年6月23日 23時
