蜘蛛との戦い ページ34
Aside
『ふふっ…』
em「ちょっ…わっ笑わないで下さいよ！」
顔が赤いエーミールさんは片手で自分の頬を摩って熱を冷まそうとしている
『いや〜ごめんなさい…』
em「…まぁ良いですけど、それにしても随分元気そうですね」
しんどくないんですか？と問われたが自分も驚く程身体は軽い
まぁ身体が軽いだけで頭痛と喉の痛みと咳(＋目眩)が酷いけどね！
『しんどいですよ、頭痛が痛いです』
em「頭痛が痛いって日本語可笑しくなくないですか…？」
『知ってます、これも含めて風邪のせいです』
em「いや違うと思うんですけど」
超ド正論に答えられて何も言えなくなった私
一気に静かになった空間が少し気まずい
ふと蜘蛛のことを思い出し天井に目を向けると真上に居た
『…ﾋｪ…』
em「えっどうしたんですか？そんなアヒルの真似して…」
『真似してません！！』
上見てくださいと伝えるとエーミールさんは素直に上を向いてくれた
em「あっ蜘蛛が居ますね」
『そうなんです。それでこれから言う言葉は分かりますよね？』
少し投げやりに聞いてしまったがエーミールさんは何となく予想が出来ているみたい
em「あぁ…蜘蛛を取って欲しいんですね？」
『そう！そうなんです！この蜘蛛を取ってくれませんか？！』
em「すみません…実は私も蜘蛛は大の苦手でして…」
見るのは大丈夫何ですけどねと蜘蛛を見つめるエーミールさんの顔は絶対触りたくないと書いてある気がする
えっじゃああの蜘蛛どうしよう…
『…あれ？天井に居な((ぎゃぁぁぁあ！！降りてきたぁぁあ！！』
em「えっ？！っていやぁぁぁあ！！」
『エーミールさぁぁん！私を置いてかないでぇぇえ！！』
em「すっすみま((きゃぁぁあ！！もう無理無理無理！無理です！！」
『えっ？！私を置いて逃げる気？！』
em「Aさんの死は無駄にしないから！！」
『はぃぃぃい？！助けて下さいよエーミールさぁぁぁん！！』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
sn「…ねぇ、君達さ」
em「『はい。』」
sn「僕が居ない間に何があったのさ」
あの時騒いでいた私達を何事だと駆けつけてくれた
蜘蛛は無事に捕獲されて外へ逃げたが私達はしんぺい神さんに心配されている
em「『蜘蛛と戦ってました』」
sn「蜘蛛と戦った…？…まぁいいや。2人とも無事で良かったよ」
優しく微笑まれしんぺい神さんはエーミールさんを出て行かされた
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メイプー(プロフ) - ゆきなさん» (*_ _) (2019年7月31日 9時) (
レス) id: ddf878743c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ぐっ！(´∀｀)b (2019年7月30日 11時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
メイプー(プロフ) - ソラネコさん» ソラネコ様コメントありがとうございます。ずっとこの小説を書きたくてうずうずしてましたw応援ありがとうございます。初コメおめでとうございます！ (2019年6月23日 23時) (レス) id: ddf878743c (このIDを非表示/違反報告)
ソラネコ(プロフ) - あの..メイプーさん...あなた,神様ですか〜！面白すぎますよ。しかも！クラレ先生も出てるじゃないですか。クラレ先生は小説にあんまり出てない小説が多いんですよね〜。だから、本当にありがとうございます〜σ(≧ω≦*)応援しています！あと、初コメゲット！ (2019年6月23日 23時) (レス) id: 848a1b8bc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイプー | 作成日時：2019年6月23日 23時
