メンタル度はチキン ページ27
Aside
ｶﾞﾁｬｯ＿＿＿＿
ut「ごめんAちゃん！！」
zm「いや俺にも謝れよ！後ノックしろや！」
慌ただしく扉を開けて入ってきた鬱先生は息を切らして苦しそうに腰を曲げている
今にも倒れそうな鬱先生が心配になり見守っていると手元には例の物を持っていた
『あっやっぱり鬱先生が持ってたんだ』
よく捨てなかったね？と聞いてみると
ut「もしかしたらAちゃんの服かもって思ったねん！」
と想定外の回答に呆然としてる私にドヤ顔をされた
そうやろ？と言いたげな表情は嫌でも目に入れてしまい青く輝いている目を爪楊枝でぶっ刺したくなった
どうやらその気持ちはゾムも同じようで拳を作り顔を下げて全身震わせていた
ゾム…ダメだよ……抑えるんだ……
そんな事は知らない本人さんは誇らしげな表情をしながらうんうんっと首を上下に動かしていた
あぁ…人を怒らす事がお上手なのですね
ut「って事で俺はやるべき事をしたんやしお暇しm」
zm「んな訳ないやろ、真実を話さへんとネックカットすんぞ」
何処からか出したのか分からない小型ナイフを握りしめて鬱先生の首を当て今でも切れる状態になっていた
ut「ﾋｴｯ……わっ分かったから一旦僕の首から離してくれへん…？なっ……？」
zm「……ちゃんと話せよ？」
やないとどうなるか分かっとるよな？と笑いながら言ったのは恐怖でしかなかった
ﾋｪ…怖い……
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
鬱先生から受け取った服を黙々と無難な服を探したがほとんど派手な服ばかりだった
無難な服がなさそうなので今は猫耳パーカーとジーパンを履いている
私が着替えてた時に怒鳴る声と震えた声が聞こえてきたのはとても怖かったです
……
ut「いやっうん…ほんまにごめん……」
zm「あぁ？"ごめん"やなくて"すみませんでした"やろ？」
ut「すっすみませんでした……」
ゾムは相当お怒りの様で腕を組みながら土下座をしている鬱先生を見下すように見下ろしていた
…そんな光景をずっと見てる私って何？
『あの……もういいじゃない、かな……？』
ut「Aちゃん……！！」
zm「は？何言っとるん？」
私が声を掛けたことによって鬱先生に近づけていた小型ナイフは離れた
だがしかし、どうやらまだお怒りの様でこちらに圧をかけてきた
勿論チキンな私は何も言えなかった
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メイプー(プロフ) - ゆきなさん» (*_ _) (2019年7月31日 9時) (
レス) id: ddf878743c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ぐっ！(´∀｀)b (2019年7月30日 11時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
メイプー(プロフ) - ソラネコさん» ソラネコ様コメントありがとうございます。ずっとこの小説を書きたくてうずうずしてましたw応援ありがとうございます。初コメおめでとうございます！ (2019年6月23日 23時) (レス) id: ddf878743c (このIDを非表示/違反報告)
ソラネコ(プロフ) - あの..メイプーさん...あなた,神様ですか〜！面白すぎますよ。しかも！クラレ先生も出てるじゃないですか。クラレ先生は小説にあんまり出てない小説が多いんですよね〜。だから、本当にありがとうございます〜σ(≧ω≦*)応援しています！あと、初コメゲット！ (2019年6月23日 23時) (レス) id: 848a1b8bc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイプー | 作成日時：2019年6月23日 23時
