おやすみタイム ページ16
Aside
『…なら！これを貰ってください！』
偶然白衣に入っていた粉薬
トントンさんは目を見開きすぐに顔を顰めた
tn「…覚せい剤か？」←
『何でそうなるのですか！睡眠薬ですよ！』
tn「そうやって俺を騙して覚せい剤を飲ませようとしてたんか？！」←
『睡眠薬と言ってますよね！？黙って飲んでください！！この豚！！』
tn「あっすみません…」
怒鳴った私にビビったのか枯れかけの草みたいにヒョロヒョロになっていた
そんな彼を見て思わず吹いてしまった
tn「うわ汚い」
『うるさいさっさと飲め草人間』
tn「…これほんまに睡眠薬？」
『疑ってばっかだね…それ以外何があるのさ』
トントンさんは少々戸惑いながらも全部飲み干した
するとトントンさんはするりと力が抜けた様に倒れ私が潰れかけた
いやあっぶないなぁ！
周囲見てから飲んでよ！
プンプンっ！とSEが着きそうなほどブリブリしている
わぁ我ながら痛いな(白目)
自分の自業自得に苦笑いをしながらトントンさんの方へ見る
トントンさんは気絶したかの様にスヤスヤと気持ちよさそうに寝ていた
何か…子供みたい…
ディスクに持たれかかっているトントンさんに声をかける
『先程は申し訳ございません…これからも宜しくお願いします。おやすみなさい…』
私はこの部屋からどう出ようかと考えながら移動しようとするとトントンさんの声が聞こえてきた
tn「行かん、といて…」
『…』
弱々しく先程の幸せそうな顔はなく何処か苦しそうなそんな顔をしていた
私の性格で本能的に思ったんだろう
彼の傍に居なきゃってね
私はその場に座りトントンさんの頬を摩る
『…私は、ここに居ます。貴方が居なくなってしまっても』
そう呟いたけど何とも胡散臭くて笑けてきた
トントンさんも何処か笑顔になっているように見えて安心した
目をゆっくり瞑ればほんのりと感じるトントンさんの体温
居心地良くてピタリとくっつき私も横になった
眠たい…寝ても夜は寝れるはずだし……
そのまま私は考える事をやめ目を開けるのをやめた
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メイプー(プロフ) - ゆきなさん» (*_ _) (2019年7月31日 9時) (
レス) id: ddf878743c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ぐっ！(´∀｀)b (2019年7月30日 11時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
メイプー(プロフ) - ソラネコさん» ソラネコ様コメントありがとうございます。ずっとこの小説を書きたくてうずうずしてましたw応援ありがとうございます。初コメおめでとうございます！ (2019年6月23日 23時) (レス) id: ddf878743c (このIDを非表示/違反報告)
ソラネコ(プロフ) - あの..メイプーさん...あなた,神様ですか〜！面白すぎますよ。しかも！クラレ先生も出てるじゃないですか。クラレ先生は小説にあんまり出てない小説が多いんですよね〜。だから、本当にありがとうございます〜σ(≧ω≦*)応援しています！あと、初コメゲット！ (2019年6月23日 23時) (レス) id: 848a1b8bc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイプー | 作成日時：2019年6月23日 23時
